
「アノニマス」なデザイン
2021.01.15
複数の古着からできる “リワークド”ピースには、こんなデニムのパッチワーク・ジャケットも。
“リワークド”アイテムのソースは、キエフの街外れ、レスノイにある巨大なセカンドハンド・マーケット。
右:ミシン、観葉植物、自転車…。彼女のライフスタイルを示唆する、クセニア・シュナイダーのアトリエ。左:ショー用の小物、写真のヘッドピースも、ここで手作り。
右:“リワークド”アイテムの筆頭はデニム・ファー・ジャケット。左:デニム・ファーは、日々集められた古着デニムを短冊状に切り裂いてつくられる。
右・クセニアと夫のアントン・シュナイダー。左・最新コレクションではアロハ・モチーフを元に、アート・ディレクターの夫がオリジナルのプリントを製作。ユーモアたっぷりに彼が書き加えた数字は、なんと想像上のカモメの年やパームツリーの高さ!
看板アイテムの一つ、キュロット・スカートとジーンズが合体した「ドゥミ・ジーンズ」。2年前に発表されるとストリート・スタイルで注目され、素材や色のバリエーションで、毎シーズン登場。
ウクライナ・ファッションウィークで発表されたばかりの、クセニア・シュナイダー19SSコレクションより。私がウィッシュリストに入れたのは、ワークウエア風マルチポケットとのアイテムと、ペンシル・スカート。
右:いち早く入手した最新作のスカートに着替えて。左:19SSコレクションは、ウクライナのビーチでよく見かけるという光り物やレオパードなどの派手なルックが着想元。だから、アロハ・プリントにも、スパンコール・バージョンが。
クセニア・シュナイダーの定番に加わったのは、ユニセックスのスポーツ・ウエア。“リワークド”デニムと同じく古着のリサイクルで、いずれも一点物。
右:私も一枚頂戴してしまった、スタッフT シャツ。左:Tシャツはこんな、ピザのデリバリーみたいな箱に。ここにもアントンのユーモアが。
ファッション・ジャーナリスト 乗松美奈子
パリ在住。ファッション業界における幅広い人脈を生かしたインタビューやライフスタイルルポなどに定評が。私服スタイルも人気。
https://www.instagram.com/minakoparis/
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