以下、パリのモワナ本店のディスプレイ。Le Flori (ル・フローリ)の左のミニチュアトランクもニコラ・ナイトリーによる新作で、タイヤケースをイメージしてLa Wheel(ラ・ウィール)と名付けられた。1920年から伝わるモノグラムには、創業年のマーキングを。17 (直径) x 8 (奥行き) cm Photo: Minako Norimatsu
バケツ型バッグLe Baluchon(ル・バリュション)は、ハンドルもストラップも共に取り外し可能。指先で押すだけで開閉を可能にするメダイヨンには、やや縦長のアルファベットがリズミカルに配置された、アンリ・ラパンによるMoynatのロゴが刻まれている。20 (幅) x 14 (奥行き) x 18 (高さ) cm Photo: Minako Norimatsu
新作2点。右: Le Limousine(ル・リムジン)。1902年発表の同名のトランクからの着想で4隅に施された補強は、モワナならではのサヴォワフェールを駆使したディテール。29 (幅) x 12 (奥行き) x 32 (高さ) cm。左 : La Wheel(ラ・ウィール)本来のタイヤケースにちなんで、レザーのハーネス付き。Photo: Minako Norimatsu
取り外し可能なストラップ付き、Voyage(ヴォヤージュ)。ル・バリュションと同じく、ロゴ入りメダイヨンでワンタッチ開閉。 25 (幅) x 12 (奥行き) x 32 (高さ) cm Photo: Minako Norimatsu
アーカイブズのトランクとの関係性がわかる展示。右:ハンドバッグLe Limousine(ル・リムジン)は、19-20世紀のトランクにちなんで、底が緩やかにカーブしている。左:La Little Suitcase(ラ・リトル・スーツケース)は、まさにトランクのミニチュア。19,5 (幅) x 6 (奥行き) x 16 (高さ) cm Photo: Minako Norimatsu
以下、パリのモワナ本店のディスプレイ。Le Flori (ル・フローリ)の左のミニチュアトランクもニコラ・ナイトリーによる新作で、タイヤケースをイメージしてLa Wheel(ラ・ウィール)と名付けられた。1920年から伝わるモノグラムには、創業年のマーキングを。17 (直径) x 8 (奥行き) cm Photo: Minako Norimatsu
バケツ型バッグLe Baluchon(ル・バリュション)は、ハンドルもストラップも共に取り外し可能。指先で押すだけで開閉を可能にするメダイヨンには、やや縦長のアルファベットがリズミカルに配置された、アンリ・ラパンによるMoynatのロゴが刻まれている。20 (幅) x 14 (奥行き) x 18 (高さ) cm Photo: Minako Norimatsu
新作2点。右: Le Limousine(ル・リムジン)。1902年発表の同名のトランクからの着想で4隅に施された補強は、モワナならではのサヴォワフェールを駆使したディテール。29 (幅) x 12 (奥行き) x 32 (高さ) cm。左 : La Wheel(ラ・ウィール)本来のタイヤケースにちなんで、レザーのハーネス付き。Photo: Minako Norimatsu
取り外し可能なストラップ付き、Voyage(ヴォヤージュ)。ル・バリュションと同じく、ロゴ入りメダイヨンでワンタッチ開閉。 25 (幅) x 12 (奥行き) x 32 (高さ) cm Photo: Minako Norimatsu
アーカイブズのトランクとの関係性がわかる展示。右:ハンドバッグLe Limousine(ル・リムジン)は、19-20世紀のトランクにちなんで、底が緩やかにカーブしている。左:La Little Suitcase(ラ・リトル・スーツケース)は、まさにトランクのミニチュア。19,5 (幅) x 6 (奥行き) x 16 (高さ) cm Photo: Minako Norimatsu
この春に発表された彼のファースト・コレクションの新作での筆頭株は、Le Floriです。ポーリーヌ・モワナのモダンさ、自由さ、アクティブさへのオマージュだと言うこの型は、丸みを帯びたコロンとした形が特徴的。取り外し可能な幅広ストラップとハンドルでのツーウェイで、クラスプは車に顕著なメカニズムを象徴しています。もう一つの新作Le Limousineは、1902年作の同名のトランクが出発点だそう。そしてイヴニングバッグとしても使えるミニチュア・トランク2点のうちなんとも愛らしいのは、La Wheel。タイヤを意味するこのバッグは、4年前に発表されたタイヤ収納用のトランクがひな型です。もう一つは、カチッとしたLa Little Suitcase。ポーリーヌがトランクに旅券収納用のポーチを加えていたことから、いずれもマッチング・ポーチ付き。この2点の素材の原点は、1920年のアンリ・ラパンによるモノグラムです。今見てもモダンなアール・デコのグラフィックは、さらに立体的にアップデートされました。モダンに生まれ変わったアイコニック・ピースも含めての新作の一連は、モワナ本店に入荷したばかり。ちなみにフランスでのバックトゥノーマルへの第一歩を記念する5月19日には、必需品以外のお店が、つまりモワナもやっと再オープンの運びです。 Moynat 348, rue Saint Honoré 75001 Paris