ファッション・アイコンたちの“ブラックタイ”ベストルック。右:左は元ファッション番組のプレゼンターで、現ニットデザイナーのアレクサンドラ・ゴロヴァノフ。左:自作のドレスを纏ったヴァネッサ・シワード。Photos: François Guizé
OP(Opera de Paris)のロゴを配して花を敷き詰めたフォトコールでポーズを取る、映画界のセレブたち。右はカンヌ映画祭で金の獅子賞を獲得した映画「チタン」の主演女優、アガット・ルッセル。左は映画「君の名前で僕を呼んで」でティモシー・シャラメの母親役を務めたアミラ・カザール。Photos: Dominique Maître
ダンス部門ガラ公演より、今は亡きコレオグラファー、ハラルド・ランダーによる”アカデミック・バレエの傑作” と言われるEtudes の1シーン 。photo : Julien Benahamou /Opéra National de Paris
音楽部門ガラ公演の1シーン。指揮を取っているのがギュスターヴォ・デュダメル。 Photo: Elisa Haberer / Opéra National de Paris
ファッション・アイコンたちの“ブラックタイ”ベストルック。右:左は元ファッション番組のプレゼンターで、現ニットデザイナーのアレクサンドラ・ゴロヴァノフ。左:自作のドレスを纏ったヴァネッサ・シワード。Photos: François Guizé
OP(Opera de Paris)のロゴを配して花を敷き詰めたフォトコールでポーズを取る、映画界のセレブたち。右はカンヌ映画祭で金の獅子賞を獲得した映画「チタン」の主演女優、アガット・ルッセル。左は映画「君の名前で僕を呼んで」でティモシー・シャラメの母親役を務めたアミラ・カザール。Photos: Dominique Maître
さて、今度は今後のパリ・オペラ座のプログラムから、私のお勧め演目をご紹介しましょう。日本からの海外旅行が解禁になった日に備えて! Ashton/Eyal/Nijinskiなるロシアン・ナイト(11/29〜2021年1/2)の3部構成は、まずフレデリック・アシュトンによるクラシックな「ラプソディー」から始まります。そしてなんと言っても見所は、本誌11月号の“アートとファッション、フェミニズム”特集でも紹介したイスラエルの女流振付師、シャロン・エイアルによるオペラ座のための初のクリエイション。ドビュッシーの音楽に乗せてのロシアン・バレエの名作「牧神の午後」を、彼女はさらにモダンに再解釈したのです。コスチュームは彼女と3年前にディオールのショーでコラボした、マリア・グラツィア・キウリ。そして最後はニジンスキーによる振り付け、ストラヴィンスキーによる音楽であまりに有名な、春の祭典で幕を閉じます。チケットは早めの購入をお勧めしますが、信用できるオペラ座のサイトには、ラストミニッツ・チケットの可能性も。(サイトで無料アカウントを作り、ticket exchangeのセクションへ)。またL’opera chez soiのアカウント(有料)でなら、ライブ配信や後日の閲覧も可能です。