ヴァンクリーフ&アーペル。右:若手アーティスト、ジェレミー・フィッシャーがダイヤモンドのきらめきを色で表現した抽象画。左:原石“レソト”から切り出し、研磨したダイヤモンド。右から時計回りにエメラルドカット、アッシャーカット、ペアカット、オーバルカット。Photos: Courtesy of Van Cleef & Arpels
ヴァンクリーフ&アーペルの「25 ミステリーセット ジュエルズ コレクション」より。右;アトゥール ミステリユー ネックレス 。ダイヤモンド(79,35カラット)とルビー。左:アントレラ ミステリユー ブレスレット 。ダイヤモンド(共に10,88カラット)とサファイアPhotos: Courtesy of Van Cleef & Arpels
ヴァンクリーフ&アーペルの「ホワイトダイヤモンド バリエーション」より。右:1971年、パイエット・イヤリングのデッサン(Van Cleef & Arpels アーカイブス)。 左:取り外し可能なペンダント付きオードリー イヤリング。(WG、ダイヤモンド。Photo: Courtesy of Van Cleef & Arpels
シャネル「コレクション1932」展示会の会場セッティング。石蹴り遊びの枠をライトアップした中に、コレクションのテーマである月や星のモチーフを配置。Photo: Courtesy of Chanel
シャネル「コレクション1932」右:会場セッティング。左 : WG、YG、ダイヤモンド、サフィア、ルビーを使ったジュエリー一連。右から時計回りにブローチ Satélite Harmonie、リング Pluie de Comète、ブレスレット Comète Saphir、イヤリング Lune Talisman、リングSoleil 19 Août。Photo: Courtesy of Chanel
ヴァンクリーフ&アーペル。右:若手アーティスト、ジェレミー・フィッシャーがダイヤモンドのきらめきを色で表現した抽象画。左:原石“レソト”から切り出し、研磨したダイヤモンド。右から時計回りにエメラルドカット、アッシャーカット、ペアカット、オーバルカット。Photos: Courtesy of Van Cleef & Arpels
ヴァンクリーフ&アーペルの「25 ミステリーセット ジュエルズ コレクション」より。右;アトゥール ミステリユー ネックレス 。ダイヤモンド(79,35カラット)とルビー。左:アントレラ ミステリユー ブレスレット 。ダイヤモンド(共に10,88カラット)とサファイアPhotos: Courtesy of Van Cleef & Arpels
ヴァンクリーフ&アーペルの「ホワイトダイヤモンド バリエーション」より。右:1971年、パイエット・イヤリングのデッサン(Van Cleef & Arpels アーカイブス)。 左:取り外し可能なペンダント付きオードリー イヤリング。(WG、ダイヤモンド。Photo: Courtesy of Van Cleef & Arpels
シャネル「コレクション1932」展示会の会場セッティング。石蹴り遊びの枠をライトアップした中に、コレクションのテーマである月や星のモチーフを配置。Photo: Courtesy of Chanel
シャネル「コレクション1932」右:会場セッティング。左 : WG、YG、ダイヤモンド、サフィア、ルビーを使ったジュエリー一連。右から時計回りにブローチ Satélite Harmonie、リング Pluie de Comète、ブレスレット Comète Saphir、イヤリング Lune Talisman、リングSoleil 19 Août。Photo: Courtesy of Chanel
最後に特筆すべきは、エルメスの“Les jeux de l’ombre”。ジュエリー部門のクリエイティブ・ディレクターを務めるピエール・アルディの今回のテーマは、"光と陰影"です。53点から成るコレクションでは直接的、ビジュアル的な表現よりも深く、内省的なアプローチが感じられました。光と陰、と言っても単なるコントラストではありません。ジュエリーの一連に見るのは光と陰のつかみどころのなさと、時間を追って刻々と変化する様。白または鮮明な色の石をマットな黒のヒスイに乗せたり、カッティングを施さないボリュームのある石とパヴェを組み合わせたり、対照的な色で仕立てた同じデザインで同じサイズのモチーフをレイヤードしたり、と大胆な提案は数知れません。エルメスのハイジュエリーは、アートの域に達したようです。