2024.02.08

ワルシャワの料理人・モデルの日常を拝見! 【こんにちは、世界のシュプーリーさん】

土に触れ、自分のルーツを知る。母国の味を次世代につなげたい

アレクサンドラ・シュワウェクさん FROM ワルシャワ

料理人・モデル、アレクサンドラ・シュワウェクさん
「私らしいスタイルはシックで快適。自信が欲しいときは、強さのあるアイテムの力を借りることもあります」。シャツはANOTHER ASPECT、パンツはRue De Tokyo

ファッションモデルとして、パリや東京で暮らしてきたアレクサンドラ。現在は、料理人として活動をしている。

料理人・モデル、アレクサンドラ・シュワウェクさん
「ポーランドの冬の装いはイージーで、着心地がよいことがすべて! Skall Studioのセーターと、友人のブランドCARO Editionsのコートが大活躍」。ニット帽は親友の叔母のお手製

「3年前、自分のルーツを再発見したいと母国のポーランドに戻ってきました。ビストロや個人宅に出張して、ローカルな旬の食材を使った料理を提供しています」。

料理人・モデル、アレクサンドラ・シュワウェクさん
古着のシャツを再活用したMagda Luniewska Craftのエプロン

そんな彼女の調理に欠かせないのは「オリーブオイル、塩とフレッシュハーブ。定番ですがこの3つが大事。そしてどんな食材もちゃんと時間をかければ、奇跡だって起こせると思っています」。

アレクサンドラ・シュワウェクさんの友人が手刺しゅうをしたナプキン
友人が手刺しゅうをしたナプキンはブレッドバスケットに収納

地元ワルシャワのファームで働きつつ、収穫時期には、シチリアの果樹園やギリシャの有機農園に手伝いに出かけることも。「土に触れる時間を大切にしています。私にとって、自然の中にあるものがインスピレーション源なので」。

かぼちゃやリンゴをローストした一皿
かぼちゃやリンゴをローストした一皿。「冬は果物のコンポートも定番。リンゴと梨を3つずつ用意し、それぞれ4等分に切りひと握りのドライフルーツ、アニスシード2個、シナモンスティック1本、カルダモンシード1個を加え、たっぷりの水でひと煮立ち。中火にして1時間ほど煮込めば完成です」

人を集めて、ひとつの食卓を囲み、地域の恵みを味わいながら会話を交わす時間が何よりも喜び。

Coraliのネックレス
建築家のCaroline Sillesenが手がけるCoraliのネックレスは思い入れのあるジュエリー

「冬は温かく抱きしめてくれるような煮込み料理、春夏はシャキッと目の覚めるような新鮮な野菜。食欲に耳を傾ければ、今私たちの体に何が必要かがわかるはず。夢は、いつか自分の農場を持ち、学んだ知識を伝えていくことです!」

アレクサンドラ・シュワウェクさんの自宅
自宅でもっともお気に入りの場所はダイニングルーム
Aleksandra Szwałekプロフィール画像
料理人・モデルAleksandra Szwałek

ポーランド出身。ファッション業界でキャリアをスタートし、モデルとしても活躍。3年前に拠点を首都ワルシャワに移し、料理人に転身。子どもたちに農業を教えるなど、食育にも注力している。

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