ジョヴァンナ・マツダさん FROM ポルト ピンクのブラウスはヴィンテージ、パンツは韓国ブランド、EAAH(@eaahofficial)。靴はフィービー・ファイロ期のセリーヌ ポルトガル北部の港町・ポルトの青い空と海、美しい街並みに恋して、ブラジルから移住した建築家のジョヴァンナ。「荷物は少なく、カバン一つで引っ越してきたのでミニマルな暮らしをすると思っていました。ですが夜はヒールを履いてドレスアップしたいし、やっぱり物量は増えますね(笑)。今の部屋は散らかっていることもあるけれど、居心地のよさを追求した居住空間に仕上げています」。 ニットはベネトン、「デニムは自分で裾をカットしてショーツに」 そんな彼女がスタートしたのが自身のランププロジェクト「Matsu」。きっかけは「部屋にもっとやわらかな光を灯したい」と思ったことから。コロナ禍に子どもの頃遊んでいた折り紙を思い出し、プロトタイプの製作を始めた。 「最近お気に入りのブラウンのワントーンルック」。バルセロナのブランド、Nice Things Paloma Sのベストにメゾン マルジェラのタビを。レザージャケットとスカートはヴィンテージ 日系ブラジル人の彼女は日本のカルチャーにも造詣が深く、創作活動においては「シンプルなものの中に隠された美しさ」を大切にしている。「素材の持ち味を生かしつつ、端正なプロポーションを探求しています。その点、紙はとても繊細で、経年変化が美しい魅力的な素材なんです」。 「Matsu」ランプの着想源は江戸時代の折り紙の本やルース・アサワやイサム・ノグチなど日系アーティストの作品 「Matsu」はまだ現在進行中のプロジェクト。理想の完成形にたどり着く喜びを追い求め、トライ&エラーを続けている。 自宅で使用中のフロアランプの試作品 建築家、モデルGiovana Matsuda ブラジル出身。建築を学んだ後、ポルトガルの国名の由来となった世界遺産の町、ポルトに移住。建築家でありつつ、モデルとしても活動中。2021年には自身のランププロジェクト「Matsu」を始動。 【こんにちは、世界のシュプーリーさん】をもっと読む ありのままの美しさを大切に。シンプルで心地よい空間を作る 【こんにちは、世界のシュプーリーさん】 金融からファッションの世界へ! セカンドキャリアで憧れの仕事に 【こんにちは、世界のシュプーリーさん】 シーラ・ロコロ-エヴァンスさん FROM メルボルン/ナーム 【こんにちは、世界のシュプーリーさん】 カスリン・マロンさん FROM コペンハーゲン【こんにちは、世界のシュプーリーさん】 ラズロ・バデさん FROM パリ【こんにちは、世界のシュプーリーさん】 【こんにちは、世界のシュプーリーさん】ダン・イリアーニ・ユソフさん FROM クアラルンプール