デムナとともにヴェトモンを躍進させ、バレンシアガやオーガスト バロンなど、メゾンからイットブランドまでのスタイリングを手がけてきたロッタ・ヴォルコヴァ。今ではミュウミュウのランウェイやキャンペーンを担当し、次々に流行を生み出している。時代によって装いを変化させる彼女のここ数年のブームは、エッジをきかせたロマンティックなスタイル。たとえばファージャケットにはタイトなショートパンツを合わせ、エレガントなハイヒールにはあえて野暮ったいソックスを。オレンジやピンクを差すのも忘れない。ムードも色もアイテムも、独自の感性で自在にミックスしてみせる。破天荒にも思える着こなしを時代の“新定番”にしてしまう、一歩先を行く私服から目が離せない。

ファッション界の青写真を描くトレンドセッのタイトルイメージ
2025.11.04

ファッション界の青写真を描くトレンドセッター、ロッタ・ヴォルコヴァになりたくて

デムナとともにヴェトモンを躍進させ、バレンシアガやオーガスト バロンなど、メゾンからイットブランドまでのスタイリングを手がけてきたロッタ・ヴォルコヴァ。今ではミュウミュウのランウェイやキャンペーンを担当し、次々に流行を生み出している。時代によって装いを変化させる彼女のここ数年のブームは、エッジをきかせたロマンティックなスタイル。たとえばファージャケットにはタイトなショートパンツを合わせ、エレガントなハイヒールにはあえて野暮ったいソックスを。オレンジやピンクを差すのも忘れない。ムードも色もアイテムも、独自の感性で自在にミックスしてみせる。破天荒にも思える着こなしを時代の“新定番”にしてしまう、一歩先を行く私服から目が離せない。

ロッタ・ヴォルコヴァ
ロッタ・ヴォルコヴァプロフィール画像
ロッタ・ヴォルコヴァ

1984年、ウラジオストク生まれ。セントラル・セント・マーチンズで学ぶため、17歳のときにロンドンへ移住。19歳でブランド「LottaSkeletrix」を設立。写真家のエレン・フォン・アンワースとの仕事をきっかけにスタイリストへと転身した。

1 フェラガモのドレス

1 フェラガモのドレス

ドレス¥550,000/フェラガモ ジャパン(フェラガモ)

1920年代の美学が着想源になった今季を象徴する、ローウエストのノースリーブドレス。シフォン素材にイタリアンレースとメリノシアリングをあしらった。

2 バレンシアガのスカート

2 バレンシアガのスカート

スカート¥379,500(予定価格)/バレンシアガ クライアントサービス(バレンシアガ)

トラックジャケットを腰に巻いたように見えるユニークなスカート。ジップや襟など、細部まで緻密に再現されている。

3 シュシュトンのソックス

3 シュシュトンのソックス

ソックス¥4,400/ディムアットヌーン(シュシュトン)

はくと肌が透ける、ニーハイ丈のリブソックス。

4 プラダのドレス

4 プラダのドレス

ドレス¥671,000(予定価格)/プラダ クライアントサービス(プラダ)

シボを入れた表情豊かなシルクベースに、蛍光色の花柄をプリントした。

5 フィービー ファイロのアイウェア

5 フィービー ファイロのアイウェア

アイウェア¥99,000/フィービー ファイロ

スキーゴーグルを想起させるフロントデザインと、幅広なテンプルを組み合わせて。装いのフックになる存在感。

6 ミュウミュウのバッグ

6 ミュウミュウのバッグ

バッグ〈H23×W34×D10〉¥539,000(予定価格)/ミュウミュウ クライアントサービス(ミュウミュウ)

人気の「スエード ボー バッグ」の新色はオリーブ。PCも入れられる大容量がうれしい。

7 マルニの靴

7 マルニの靴

靴〈ヒール6cm〉¥213,400/マルニ ジャパン クライアントサービス(マルニ)

アッパーに配したのは、艶が美しいプリーツサテン。アイコニックなボール状のヒールによって、オブジェのような佇まいに。

8 グッチのジャケット

8 グッチのジャケット

ジャケット¥2,530,000/グッチ クライアントサービス(グッチ)

ピーコートのデザインをシアリングファーで描き出したゴージャスな一着。

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