BOTTEGA VENETA(ボッテガ・ヴェネタ)が、ブランドの新たな試みであるデジタルジャーナル『Issue(イシュー)』をローンチ。
ボッテガ・ヴェネタが、ブランドの新たな試みであるデジタルジャーナルをローンチした。今回発表された『Issue 01(イシュー 01)』は、昨年10月にロンドンで発表された「Salon 01(サロン 01)」コレクションにフォーカスしたもの。多くのゲストクリエイターが参加し、コレクションのインスピレーション源に合わせ、マイホームでの生活というアイデアを反映させた内容となっている。ムービーやファッションビジュアルなど、洗練されたコンテンツが魅力的だ。
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今年、Instagram(インスタグラム)やFacebook(フェイスブック)、Twitter(ツイッター)といったSNSの公式アカウントを閉鎖したボッテガ・ヴェネタ。ソーシャルメディアは、誰もが同じ情報を見るという意味で、カルチャーの均質化を表すものであり、そのため、個性を育まず、またクリエイティブプロセスに対する弊害ともなり得るという考えのもと、今後はソーシャルメディアとは距離を置き、独自のスタイルで情報を発信していくという。
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この『イシュー』では、オーディエンスが何にも邪魔されずにゆったりと座って映画を観るような感覚を味わえるようなコンテンツを提案。『イシュー』を通して、デジタルカルチャーにおけるボッテガ・ヴェネタの価値観を体系化して表現している。また、ペースの速いデジタルワールドに一石を投じ、消費文化に対してよりゆったりとしたペースの消費文化に変わるよう願いがこめられた。このデジタルジャーナルは今後、年4回、各コレクションがストアにローンチするタイミングで発行される予定。ボッテガ・ヴェネタならではのユニークな取り組みに注目を。
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ボッテガ・ヴェネタ ジャパン
『イシュー』特設サイト:
https://www.issuedbybottega.com/
0120-60-1966
text: Fuyuko Tsuji