「富岡製糸場」が育んだ、美しく希少な「富岡シルク」とデザイナーの丸山敬太がコラボレーションし、オリジナルスカーフを製作。世界遺産である富岡製糸場内の富岡シルクギャラリーおよび富岡シルク公式オンラインショップにて発売中。
1872年の創業当時は特権階級だけしか手にすることができなかったシルクを世界に広め、日本と世界の架け橋を担ってきた「富岡製糸場」。かつて最大のシルク輸出国であり、日本の発展を支えてきた養蚕業という素晴らしき文化を次の世代へ継承すべく、デザイナーの丸山敬太とタッグを組みコラボレーションスカーフを製作。世界遺産である富岡製糸場内の富岡シルクギャラリーおよび富岡シルク公式オンラインショップにて発売中。
「富岡シルク×ケイタ マルヤマ」コラボレーションスカーフは2種類がラインナップ。1つは、ケイタ マルヤマのアーカイブに新色を加えリデザインしたボタニカルチェリー柄。海外から見た桜の柄をイメージしたという、どこかモダンな雰囲気が漂う。カラーはベージュとブラックの2色展開。
もう1つは富岡製糸場がある群馬県富岡市の思い出を持ち帰るようなお土産をコンセプトに、今回のために描き起こした完全オリジナル柄。富岡製糸場にあるさまざまなアイコンをユーモアのある絵画タッチでデザインし、モノトーンでシックに仕上げている。今回のコラボレーションについて丸山敬太は、「他のシルクに比べて、富岡シルクはとても軽く、弾力や艶も圧倒的に違う。細い番手で折り上げているので、細かなプリントの発色がよく、美しさがすごく際立つ。今回コラボレーションしたアイテムは、富岡シルクの魅力を最大に活かし、価値のあるものを作ったと思っている」と語る。
さらにケイタ マルヤマとのコラボレーションのほか、オリジナルアイテム「日本の色 12ヶ月」も登場。こちらは群馬県内で植物由来の染料で染められた、最高級シルクオーガンジースカーフ。カラーは12色、それぞれ若草色や向日葵色と名付けられ、移りゆく四季とともに楽しめる1枚となっている。
「富岡シルク」は富岡産の繭だけを100%使用した純国産。生産履歴が明確でいて、安心・安全、量より質を追求したこだわりのシルク。繭の生産から製品になるまですべての工程を国内で行う純国産のシルクは、国内流通の絹製品の中でわずか1%以下という希少な存在だ。ぜひ実際に手に取って、高品質で美しい「富岡シルク」の魅力を堪能してみて。
一般社団法人富岡シルク推進機構
https://www.tomioka-silkbrand.jp/
0274-67-7355
text:Ayaka Ono