FENDI(フェンディ)が、建築家の隈研吾とタッグを組み、自然素材を用いたバッグとスニーカーを製作した。
フェンディのアイコンバッグ「ピーカブー」、「バゲット ソフト トランク」、スニーカーは「フェンディ フロー」にフォーカスし、建築家の隈研吾による自然主義のアイデアを取り入れた、唯一無二のバッグとスニーカーが誕生した。
![フェンディと隈研吾によるバッグ](https://img-spur.hpplus.jp/article/parts/image/74/74cfbe7c-2905-4249-bde6-22c30ce5850f-1500x2250.jpg)
フェンディと隈研吾によるアーキテクチュラルアクセサリー
隈研吾が各アイテムのメイン素材として用いたのは、クラシカルな手すきの紙を思わせる、コットンと樹皮繊維から作られる和紙のハイブリッド素材「和蘭紙」だ。日本の伝統的な折り紙や提灯、また着物のディテールに用いられるドライでソフトな質感のファブリックにより、フェンディのバッグとスニーカーに新たな風を吹き込んだ。
![フェンディと隈研吾によるバッグ](https://img-spur.hpplus.jp/article/parts/image/32/32d9adbb-f8e3-43a0-bcac-5e3c4366aa19-1500x2250.jpg)
フェンディと隈研吾によるアーキテクチュラルアクセサリー
また、細い竹をイレギュラーに編み上げる「やたら編み」を思わせる手法で独自の格子を作り、「ピーカブー」の内側のフレームや、「フェンディ フロー」では3Dプリントでソールに表現している。
![フェンディと隈研吾によるバッグ](https://img-spur.hpplus.jp/article/parts/image/f9/f984235a-49c4-4c4b-808d-f1d5e17723d1-1500x2250.jpg)
フェンディと隈研吾によるアーキテクチュラルアクセサリー
フェンディのアクセサリーおよびメンズウェアのアーティスティック ディレクターであるシルヴィア・フェンディは、「隈研吾氏と私たちのパートナーシップは、フェンディと建築との対話だけでなく、他のデザイナーとの会話、そしてその職人と素材の選択を生み出した。規模を拡大したクリエイティビティは、決してひとりの作品ではあり得ない。フェンディのアーティスティックなプロジェクトがイタリア国外でも成長を続けることは重要なこと。それは手と心、そして世界中のさまざまな才能とリソースの協力の賜物なのだ」と語る。隈研吾による日本の技術と自然素材をフェンディのアイコンに融合した、特別なバッグとスニーカーをぜひ堪能して。
フェンディ ジャパン
https://www.fendi.com/jp-ja/
03-6748-6233
text:Ayaka Ono