今季話題の新作「トランカルーバッグ」に注目!
エディターMANAKA(以下M) 今日は一足先にマルニの2024年プレフォールコレクションを拝見できると聞いて楽しみにやってきました! 色柄があふれる店内はこれぞマルニという華やかさ。
SPUR.JPエディターAKIYAMA(以下A) 「マルニ 表参道」のインテリアは日本庭園をイメージしてるんだって。カテゴリーごとにわかれた部屋を回遊していると、カラフルな枯山水を散歩しているみたいじゃない?
M 早速、発売前から話題の新作「トランカルーバッグ」から見ていきましょう!
A 人気の「トランクバッグ」をアップデートした後継モデルは、メタルモチーフが大きくなって、アクセサリー感が高まりましたね。
M 爽やかなブルーはコーディネートの差し色にぴったりで、汎用性の高いベージュはデイリーに活躍しそう。他にもブラック、レッド、ホワイトがあって、カラーバリエーションも豊富です。
A バッグの内部は間仕切りなしのシングルコンパートメント。ミディアムサイズは、財布やスマホに加え、500mlのマイボトルも入る収納力があって実用性も抜群。
M ミニサイズは財布、スマホ、リップなど必要最小限の荷物が収められるから、休日の外出にちょうどいいですね。
A しなやかできめが細かいイタリアンメイドのカーフレザーは、使うたびに愛着が湧く一品です。
デイリーに使いたい、グレインカーフレザーのトートバッグ
M 一方、こちらのトートバッグはクタッとやわらか。
A グレインカーフレザーの「MENDING MUSEOミニバッグ」は、傷ができても目立ちにくくて、自然なつやが長続きするそう。
M 優しいトーンのカラーブロックが、マルニらしくて可愛い! シンプルなコーディネートのアクセント役に最適です。
A フロントにはマルニを象徴する手刺しゅうが。クリエイティブ・ディレクターのフランチェスコさんは大の古着好きで、祖父の服を大切に着続けたい気持ちから、手縫いで補修したようなメンディングデザインが生まれたそう。
M 個体差に手仕事のぬくもりを感じますね。
A サイズも4種類から選べるので、ぜひ自分だけのバッグを見つけてほしいですね。
ベーシックなだけじゃない! 語れる白シャツ
M これ、ずっと気になっていました。シャツが大好きなので。
A 白シャツは毎シーズン、形を変えて登場しているそう。ぜひ試着してみて。
M すごい、一気に“モードな白シャツの人”になれた!
A ふわっとしたバルーンシルエットの秘密は、背面に寄せたギャザー。
M でも決して奇抜じゃなくて、大人の日常に寄り添うデザイン。裾をアウトして着ると、ヒップがすっぽり隠れるロング丈なので、リラクシングに着られそうです。
A 体型カバーもさりげなく叶えてくれる、気のきいた白シャツってありがたい!
M 通勤スタイルから休日のカジュアルスタイルまで、あらゆるシーンで着られる端正な白シャツ。ワードローブに迎え入れたら、週3で活躍すること必至です。
スタイリングを底上げする、甘さ控えめのメリージェーン
M 続いては、ブラックのメリージェーン。実際に履いてみると驚くほど軽くてびっくり!
A どれどれ……あっ、確かに! 適度にボリュームはあるけど履き心地は軽やかで、安定感もある。6cmヒールなのにとっても歩きやすい。
M メリージェーンってガーリーなイメージが強いけど、これはチャンキーソールでちょっぴり辛口。甘さをほどよく中和した絶妙なデザインが見事です。
A こんなふうに足もとにボリュームがあると、テクニックいらずでモードに決まるし、スタイリングがまとまりやすいから助かります。
夏も着られるカシミヤ100%のポロニット
A 丸みを帯びたシルエットのポロニットは、マルニのDNAを存分に感じられる1枚です。
M 控えめな膨らみのバルーンスリーブや、コンパクトなクロップド丈など、モードラバーのおしゃれ心を満たしてくれるディテールが満載ですね。
A カシミヤ100%ならではの上質な肌触りもポイント。着ている自分をギュッとハグしたくなるような、優しい着心地に惚れ惚れします。
M ブランドロゴを刺しゅうした、胸もとのメンディングタグもマルニらしい遊び心がきいていますよね。ハイウエストのパンツにさらりと合わせたり、ポップな柄スカートと合わせたり、いろんなシーンで重宝しそう。
デザイン性と機能性を兼ね備えた3つ折り財布
M 「トランカルー」シリーズには財布もあるんですね。
A つやつやコロンとしたメタルモチーフがジュエリーライクで素敵。バッグとおそろいで持ってもいいかも。
A 中は紙幣、硬貨、カードがバランスよく収まる機能的な作り。
M 8つもカードスロットがあるのに、薄くてかさばりにくい。ミニバッグにも入れられるコンパクトなサイズ感がうれしい。
A しかもコインポケットのサイドに便利な隠しポケット付き。こうしたディテールは、日本からの要望がイタリアのデザインチームに伝わって度々改良されているんですって。
M かゆいところに手が届く上に、プライスにも手が届きやすい。自分へのご褒美としてはもちろん、大切な人へのギフトにもぴったり!
1枚でさまになる、キモノスリーブシャツ
M 「あれっ、痩せたかも?」このシャツは、そう錯覚させるほどの体型補正度。ふんわり構築的なシルエットなのにすっきり見えます。
A ボリュームがあってゆったりした着物のような袖(キモノスリーブ)が気になる二の腕をしっかりカバー。 パリッとしたコットンポプリンも気持ちいいんです。
M シャープなスタンドカラーも端正なムードを後押ししてくれますね。「バックギャザーシャツ」と合わせて、クローゼットのスタメンにしたい!
マルニらしい、デザインフルなカーディガン
M 「アンフィニッシュド」シリーズのカーディガンは、今季ロング丈になってより着やすくなった印象。
A ポイントはなんといっても、首もと、袖や裾のリブに施されたダメージ加工。
M 間近で見ると、高度な技術で編まれているのがよくわかります。
A 穴の開け具合いが絶妙ですよね!
M このダメージ加工がエイジングしていくとどうなるのか、想像するだけでもワクワクしますね。
A 襟もとにも注目を。ピンクの糸で小さく「MARNI」と刺しゅうしてあるのがわかりますか? ハードなダメージ加工とのギャップが可愛い!!
M デザイン性が高いカーディガンだけど、デイリーユースできる普遍性もありますよね。
A 大きめでユニセックスなサイズ感だから、パートナーとシェアするのもありですよね。ドライな質感のコットンニットは、夏の羽織りとしても便利に使えそうです。
とろけるような着心地を堪能して!
M 膝下まであるロングジレはインナー次第で3シーズン着られる、着回し力が高いアイテム。
A 確かに。春夏はTシャツに重ねたり、秋冬は薄手のニットに重ねたり、このロングジレをコーディネートに1枚プラスするだけで、ぐんと垢抜けた印象に仕上がりますね。
M サイドに深めのスリットが入っていて、抜け感もばっちり。
A ポケットのフラップにもこっそり手刺しゅうが。ジグザグのステッチもいいアクセントになっています。
M ダブルフェイスのカシミヤを贅沢に使用しているから、驚くほど暖かくて軽いんです。一度着たら脱ぎたくなくなる着心地のよさ(笑)。
A 冬はコートの下に仕込んだら絶対暖かい! この自由度は魅力的ですね。
モードな足もとを叶えるバレエシューズ
A トレンドのバレエシューズもマルニの手にかかれば、こんなにプレイフル!
M つま先がスクエアになっているのは、本物のトゥシューズと同じ作りで仕上げているから。
A 可憐なリボンをレザーでくるんだデザインも、エッジがきいていますね。王道のブラックなら平日もヘビーローテーション確定。
M メンズライクなパンツや、かっちりしたシャツのハズしに使いたい。
上質な素材と美しいシルエットに心躍る
A 最後はマイナーチェンジしながら長く支持されているネイビーのジャケットとスカートのセットアップ。
M 試着してみて、高級感漂うトロピカルウールに魅了されました! かしこまった席でも堂々と振る舞えそうです。
A ビッグサイズのジャケットが全盛のなか、このコンパクトさも新鮮ですよね。
M 羽織ってみると窮屈さは全くありません。ウエスト位置が高いからスタイルアップして見える効果もありそう!
A アシンメトリーなスカートは、膝下に入ったスリットが歩くたびにリズミカルに揺れて、モードな印象をプラス。
M カラフルなボタン使いや、ジャケット&スカートにあしらわれた白いステッチなど、細部までマルニらしいこだわりがちりばめられていますね。
A 上下セットで通勤やオケージョンに着るもよし、別々でカジュアルに着るもよし。まさにユニフォームレベルで活躍する、と断言します!
モードな日常着は忙しい大人の味方
M ポップでカラフルな印象があったマルニだけど、じつは着回しがきくシンプルな服もたくさんあるとは、今日の大発見です。
A 特にプレコレクションは、デイリーユースにぴったりな服が揃うから、じつは狙い目なんですよね。
M 眼福なランウェイピースとはまた違う、等身大の魅力がありますね。でも日々のコーディネートに組み込めば、格好のスパイスになる。
A 特にブランドロゴの刺しゅうは「MARNIを探せ!」状態。あっと驚くところに施されているので、それを探す楽しみもありますね。
M レザーバッグの「トランカルー」シリーズも使い勝手抜群。ネクストイットバッグに急浮上するのも時間の問題。
A 先物買いするなら今ですね!
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