丁寧に暮らしたい・2016

「今日もまた、ていねいに暮らしそびれた!」((C)ジェーン・スー)
夜、子供を寝かしつけ、ビール(ロング缶)をプシュッとやる至福のひととき。ふと気がつくとテーブルには郵便物の山、ソファには洗濯物の山、そして自分が座っているラグにはカッピカピになったご飯粒としまい忘れたレゴブロックが落ちているわけです。instagramで「#持たない暮らし」「#シンプルライフ」などというハッシュタグで、素敵な暮らしの方々の写真を覗き見るのが趣味のひとつなのですが、いつまでたっても丁寧に暮らせない。物、全然減らせないし、家はいつも片付いてない。このままではいかん!と思い、2016年はひとつ目標を立ててみることにしました。

それは、「常備菜をつくる」ということ。保育園児との生活は、お迎え~夕食~お風呂~寝かしつけ、という一連の作業が毎日ジェットコースターのようにやってくると思うのですが、腹をすかせた子供に、いかに早く食事をさせるかというのがその後の流れをスムーズにするコツだな、とようやく気づきまして、週末に ちょっとした小さいおかずを作っておくことにしました。何でも形から入るタイ プなので、「#常備菜」やら「#作りおき」やらでよく見かけるイワキのパック&レンジを購入。形の揃った耐熱ガラスの容器に入れると、自作のおかずもなんだか「ちゃんとしてる感」ある。プチトマト、洗っただけだけど、ニラチヂミ焦げてるけど……

バッタバタで何もできない日でも、これとごはんと、あと魚でも焼けばなんとかなる! と思うと心に少しだけ余裕が持てる気が。「ちゃんと食べる、ちゃんと暮らす」ことへのカンフル剤として、折に触れ読み返している婦人之友社の名著 「いそがしいあなたのホームフリージング」「魔法使いの台所」とともに、がんばってみたいと思っています(いつまで続くかな……)。

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エディターOKUDA

ミニマリストに憧れながらも、己の物欲と食欲から逃れられません。好物は生ビールと生牡蠣と生肉、そして大きなイヤリング。