ユーも絶対買うべき! ユニクロ ユー!

 今日から発売スタートのユニクロの新ライン「Unqlo U」。昨年大ヒットを飛ばした「ユニクロ アンド ルメール」でもお馴染みの、クリストフ・ルメール氏率いるユニクロのデザインチームが手がけます。コレクション全体でみると、これまでよりも“ルメール感”が薄まり、より本来のユニクロらしいベーシックなラインナップに近付いたような印象を受けました。一方で、ルメールらしいシックなカラーパレットは健在。シンプルなスウェットやリブニットでも、この色はなかなかありそうでないかも、1枚は持っておいた方がいいかも、と思わせる、不思議な魔力にも似た魅力があります。しかも、なんてったってユニクロ価格ですから。

 さっそくユニクロ銀座店で購入してきたのが、こちらのウール素材のプリーツスカート。一番惹かれたのは“長過ぎない”ロング丈です。私は身長がそんなに高くないもので、体に合わないマキシロングのスカートを穿いちゃうと、たちまち裾をズルズルと引きずることになってしまうし、ヘタすると「卒業式の袴ですか?」と言われかねない、謎に厳かなバランスになってしまいます。かといって、ひざ下ぐらいの長さだと自分にはいささかキチンとし過ぎている気がして、何だかなぁ〜と今度は阿藤快さんを思い出す。その点、このユニクロ ユーのスカートは、裾を踏みつけて何もない場所でつまずく心配もなく、長さが実にちょうどいい。今となってはもうだいぶ古いですが、体と心でビビビッときました。しかも、ニットだからいい按配に落ち感もあり、プリーツなのにくだけたシルエットにもフォーリンラブ。おまけに価格は¥4,990だし、この時点で購入はほぼ決定です。あとは色選びだけ。ブラック、グレー、オリーブ、ダークグリーン、そしてグリーンという、どれもめちゃくちゃ使えそうですやん、と頭を抱えたくなる全色展開。私は今季らしさを狙って、ほんの少しレトロファンシーなムードも漂うグリーンを選びました。

 ちなみに、実際に着てみるとかなり楽です。ウエストゴムだし、スカートだから締めつけられることもないし、なめらかなウールは肌触りも素晴らしい! 大人になると、どうも体を甘やかす服ばかり選んでしまいますが、これは本当にオススメです。

“エディターHAYASHI”

エディターHAYASHI

生粋の丸顔。あだ名は餅。長いイヤリングと丈の長いスカートが好き。長いものに巻かれるタイプなのかもしれません。

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