出張の友「ローリングサンダー」

コレクション出張から戻ってまいりました。家について荷物を整理した後にいつも思うことがあります。それは「ああ、本当に買って良かったよ、“ローリングサンダー”」。

 期間中は朝から晩までスケジュールがパンパンで、会食がスタートするのが22時・・・。朝の準備時間を短縮するためにも、出発前に4、5パターンのコーディネートを考えて洋服を詰めるようにしています。それに合わせて靴も4足。天下のパリ・コレですから、買い貯めてきた勝負服をここぞとばかりに持参します。そのほかに下着類、部屋着、美容まわり、最新号3冊、取材資料に、パリ在住のスタッフへのお土産などなど、どうしても荷物が増える。以前はいわゆるスーツケースを使っていましたが、汗が出そうなほど全体重を掛けて閉めるという行為にホトホト疲れました。新しい旅行バッグが必要だ!と思い立ち、向かったのは「ザ・ノース・フェイス」でした。

 アウトドアブランドならではの機能性と、主張が無さそうで実はしっかりとあるデザイン、なにより、このスペックでこの価格はお手頃だ!と思わせてくれるプライスに惚れました。私が選んだのは「ローリングサンダー 30インチ」(一番大きいのは36インチ)。そのお値段39,960円。詳しい商品説明はぜひサイトをご覧いただくとして、個人的に好きなポイントを。

キャリーハンドルがいたるところについているので、いかようにも持てる。たとえば、空港の荷物引き取りターンテーブルでどんな角度で出てきても引っ張れるのがいい。そして、なめらかにクルクル回るホイールと、スッ、チャ!と伸縮するハンドルもノーストレスなんです。で、一番好きなのが、バッグを横にして主要な荷物を詰め込んだ後に、よっと起こすと、重力で荷物が下に集まり、自然と上に空間ができるため、移動中に出し入れが必要な小物を楽々とヘッドポケット(写真下)に収納できるんです。“わ~まだこんなに入れられる~~”という幸せ。この瞬間がなんとも楽しい。ちなみに、本当にめっちゃ軽いです!

 

使い始めて1年半がたちました。あまりに好きすぎるので、サイズ違いで揃えようかなと思っている今日この頃です。

エディターKINUGASAプロフィール画像
エディターKINUGASA

顔面識別が得意のモデルウォッチャー。デビューから好きなのはサーシャ・ピヴォヴァロヴァ。ファッションと映画を主に担当。

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