木版画家の池田修三さんをご存知でしょうか?お恥ずかしながら私は知りませんでした、この夏まで。
↑中を開くと作品の展示場所と町の紹介がマッチングしています。こちらを片手に散策したため、少し折れ曲がっていますが……。

愛らしいパティスリーのムードともマッチする作品”ハナコ”。撮影する際にはお店の方にひとこと声をかけてください、とのこと。
資料館で購入した画集「センチメンタルの青い旗」もあわせ読み、池田さんが多くのひとに作品を買ってもらえるよう版画にこだわり、作品の価格もできるだけ抑えたこと、その結果作品が町の人々の手にゆきわたり、お祝いやプレゼントに贈り合ったり、民家やお土産店などにごくごく自然に飾られていることを知り、とてもしっくり来ました。記念館をどっかーんと作るのではなく、テーマを変えて少しずつ、町の中に溶け込むように展示をしていくスタイルに。この「おかえり」展は8月20日まで。仙台でも「ワンピース」展が8月22日まで行われています。


ジュエリー&ウォッチ担当。きらめくモノとフィギュアスケート観戦に元気をもらっています。永遠にミーハーです。