ヴィンテージ小物で楽しい無駄遣い生活

編集部の連載コラムが始まって2年半ぐらい経ちました。全力でオススメしたいものからくだらないことまで幅広く紹介しておりますが、昨晩ざっと過去の記事を読み返してみたら、自分の担当回でよく出てきたのが食べ物とヘアケア剤と、あとヴィンテージ品でした。確かに仕事中はおやつがないと無理だし、髪の毛はブリーチで痛みまくっているからトリートメントやオイルばかり買っているし、古着も大好きだなぁと我ながら納得。そう思ってふと深夜に家の中を見渡すと、服だけじゃなくて家具や雑貨類もヴィンテージものがチラホラ。

そういえばつい最近買ったこの2つもそう。左側のキャニスターは、目黒にあるユーズド家具や小物を取り扱う「Lewis」で掘り当てました。店の方に聞くと、デンマークに1980年代頃まであった"KNABSTRUP"という窯元で作られたものだそう。手描きの“karry”という文字(デンマーク語でカレーという意味)と素朴な絵柄がヴィンテージならでは。我が家のキッチンをチャーミングに彩ってくれています。どうやら他にもいろんな種類が出回っているらしいので、これから地道に仲間を増やしていきたいところ。右側の霧吹きは、暇さえあれば毎日チェックしているヤフオクで落札しました。昭和時代に製作されたガラスの風合いにはデッドストックとはいえ絶妙な味わい深さがあります。こうして2つを並べてみると、作られた場所も年代も違うけれどノスタルジックなたたずまいという点では共通するところがある。この独特の雰囲気が好きだからヴィンテージばかり集めてしまうんだなと再認識。あとどちらも決してお高いものではないんだけれど、こうしてちょこまかした出費を積み重ねているからお金が貯まらないんだという現実も同時に突きつけられました。そろそろ本気で家計簿をつけようと思います。

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エディターHAYASHI

生粋の丸顔。あだ名は餅。長いイヤリングと丈の長いスカートが好き。長いものに巻かれるタイプなのかもしれません。

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