口福が待っている! 路地裏の小さなポルトガル菓子店

編集部のある神保町エリアは昔からおいしい名店の宝庫。そこに昨年新たに加わったのがポルトガル菓子店「ドース イスピーガ」です。

靖国通りにあるヴィクトリア本店の脇の細い小道にあり(なので正確には神保町のお隣、小川町です)、知らないと見逃してしまう場所にもかかわらず、午前中に売り切れてしまう商品もあるほどの人気ぶり。

ポルトガル菓子と聞くと少し縁遠く感じますが、こちらの名物はエッグタルト。加えて素朴な焼き菓子やたまごプリンなどがショーケースに並びます。エッグタルトは街のパン屋さんでも見かけますが、こちらのエッグタルトはポルトガル菓子専門店だけあって本当に絶品。私のなかで、ただいま首位独走中。 

エッグタルト。ポルトガル語では「パステル デ ナタ」(1個¥240)
エッグタルト。ポルトガル語では「パステル デ ナタ」(1個¥240)

表面に焦げ目のついたカスタードはふわっふわとろ~り、皮はパリッパリで口のなかにバターの豊かな香りがほわわーんと広がります。はぁ~、これぞ口福。お店の方にお聞きしたところ、ふわっパリッのコントラストを楽しむには、出来てから早めにいただく方が良いそう。店内にはスタンディングのイートインスペースがあるので、コーヒーと一緒にその場でいただくのも、幸せな気分になれそうです。

余談ながら先日も、神保町で働く料理誌の編集者と話していたら「ドース イスピーガ」の話題になりました。舌の肥えた料理家さんとの打ち合わせの手土産にも重宝しているんだとか。

普段は店主がお一人で切り盛りされている小さなお店なので、お目当てのお菓子を確実に手に入れたいときは、予約がおすすめです。

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エディターIWAHANA

日々、モード修行中。メンズとレディースを行ったり来たりしています。書籍担当。どうぞよろしくお願いします。

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