ありがとう「きき湯」! やっぱり炭酸の力はすごかった!

「今まで気が付かなくて、ごめんね。そしてありがとう……」。このフレーズが頭に浮かびました。恋愛シーンで例えるならば、ずっと側にいて見守ってくれていたのに、全くその存在を意識していなかった異性の包容力やかけがえのなさに気がつき、そして愛が芽生える――。そんな心境です。

素敵なバスソルトとか、手作り系の酵素風呂のもととか、アロマティックな香りのオーガニックバスミルクとか、好きな入浴剤はいろいろあるのですが、この冬私は原点回帰しました。日本が誇る温泉科学に。そして確信したのです。極度に疲れた毎日や、コリが気になるとき、温まりたい日は「きき湯」だ!ということを。これまでドラッグストアなどで頻繁に見かけていたのに、その良さに気が付かなかったなんて、私が愚かでした。

ミラノコレクションの取材のため、2月末出張に行っていたのですが現地は雪がちらつく日もあるほどの寒さ。一緒に出張している後輩は、インナーダウンを仕込んだりして、ニコニコほくほくしている(うらやましくてそう見えました)。この時期にしては珍しい寒さのミラノで私を支えたのは「大丈夫、私にはきき湯がある!」ということ。幸い出張先のホテルにはバスタブがあったので日数分をもっていっていたのです。(写真は360gのものですが、実際は小分けの袋のものを)。

 効果実感でいいますと、出張の数日前から極端に肩こりがひどく、体もこわばっていたのですがお風呂の中でじっくりもみほぐすと湯上りに体が軽~くなる感覚が。何よりもお風呂上りに時間がたっても体が冷えない。そして気分もすっきりします。

 じつは出張に持っていく数を間違えていて、現地で「1日分きき湯が足らない……」という事態が発覚。小さくショックを受けていたのですが、同じくミラノに出張で来ていた某ブランドの方とお食事をご一緒したとき、「お疲れさまセットです♡」という温かいお言葉と一緒にきき湯をいただけた(他には蒸気でほっとアイマスクなども……)というミラクルも発生! 「やっぱりハードな出張にはきき湯ですね!」と会話もスパークしたのでした!

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エディターASADA

主に美容担当。山登りなど自然に触れることが好き。最近は健康とかインナービューティとかいう言葉にめっぽう弱くなりました。

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