2020.04.21

「小石原ポタリー」の底力を知る4月

家族で在宅で過ごすようになり、しみじみと思うのは「人はごはんを食べないと生きていけない」ということです。普段平日は出社してますし、外食も好きなほうなので、こんなに毎日1日3食作る生活はもしかしたら初めてかもしれません。さっき朝食作ったのにもうお腹が空いて昼食でやだ夕食の心配もしなきゃ!とか、米と卵と牛乳こんなにすぐなくなるなんて!とか。家族3人でこれですから、育ち盛りの男子が数人いらっしゃるお宅は1ヶ月の米消費量いかほどかしら……?など想いを馳せています。正直、自分の作る食事にも飽きてまいりまして「タイ料理」とか「メキシカン」とかテーマを決めたり、昔海外で買ってきた謎の調味料の消費にいそしんだりといろいろやってみてはいますが限界がある。もうこうなったら食事周りのあれこれに頼るしかない。「うつわ」ですね。

和洋中その他諸々、この機会とばかりにいろいろな料理にトライしてるのですが、今改めて思っているのは「小石原ポタリーの器ってめっちゃくちゃ使える!」ということです。小石原ポタリーとは、福岡・小石原の窯元と、SPURで連載を持っていただいている長尾智子さんのコラボレーションによって開発されたうつわのシリーズ。テーマは「料理をおいしくする器」というだけあり、私の素人料理が何をのせてもきっちり2割増しぐらいには美味しそうに見えます(当社比)。複数の窯元さんが参加されてるプロジェクトなのですが、このように窯元さんによって意匠がさまざま、でも合わせて使っても違和感がないというところも素敵。うちではパン皿(写真右下)とスープボウルの大小のシリーズが大活躍中ですが、他にもいろいろなアイテムがありますので、ライフスタイルに合わせて選べると思います。

ざっくり素人料理のお供としては、ほかには島根の出西窯や、長尾智子さん手がける「SOUPs」の器などにも頼りきりです。ご飯を作って食べるというのは毎日続いてゆくこと。少しでも楽しくやっていけたらなと思います。

エディターOKUDAプロフィール画像
エディターOKUDA

ミニマリストに憧れながらも、己の物欲と食欲から逃れられません。好物は生ビールと生牡蠣と生肉、そして大きなイヤリング。