「歩きやすくて、それでいてスタイリングのアクセントになりそうな、色柄やデザインにちょっと遊びのある靴」というのが最近のマイ定番です。それは大きなビジューのついたフラットサンダルだったり、メタリックカラーのスニーカーだったり。以前よりアニマル柄は大好きで、レオパードのニューバランスを見つけた時もひとり小躍りしたものですが、意外なところに伏兵(?)が潜んでおりました。ダンスコのサボです。まさかのヒョウ柄!
ダンスコは90年代にアメリカで設立されたコンフォートシューズのブランド。「とても履きやすい」とか「長時間の立ち仕事の人や腰に問題のある人にも」など、もちろんその評判は皆さんご存知だと思うのですが、どうしてもインパクトのあるタイプの靴に目が行きがちなタイプなので今まで手に取ったことはなかったのです。
「見つけました」とさも自分の手柄のようなタイトルをつけておりますが、実は発売中のSPUR12月号をパラパラめくっていて発見。雑誌は各編集スタッフが特集を担当し、それぞれページ作りを行うので刷り上がったものを見て「へー、こんな特集が!」などと一読者の気持ちで驚いたり感心したりすることもしばしば。「おしゃれママと考える明日のモード」という特集内で紹介されていたのを見て、「こ、これは!」と即入手いたしました。
ヒールは5センチでほどよくスタイルアップできるのに、噂通り本当に本当にラクです。特集内では「脱ぎ履きがしやすい靴」として紹介されていました。子供が小さかった頃、抱っこひもとベビーカーと大量の荷物でいつも玄関でワタワタしていましたし、抱っこで腰も痛めておりましたのでママにおすすめというその気持ちは首がもげそうになるほどうなずきたい(タイムマシンで過去の自分に届けてあげたい……)。私自身はそんな時期は過ぎましたが、元来がスニーカーの靴ひもを結ぶのも面倒な超ズボラなので脱ぎ履きしやすいのは大・歓・迎! コロッとしたボリューム感がスタイリングの程よいスパイスとなってくれます。アッパーと別素材のソール部分にもアニマルプリントが施されているのが個人的にはグッときました。
勢いに乗って牛柄プリントのものも入手。サボって、ソックスとのスタイリングも楽しいんですよね。同僚がおすすめしていた「カプリコーンモヘアソックス」、私も愛用しているのですが、これからの季節、このようなカラーソックスとの組み合わせを楽しみたいなと思っています。
ミニマリストに憧れながらも、己の物欲と食欲から逃れられません。好物は生ビールと生牡蠣と生肉、そして大きなイヤリング。