ジル・サンダーの願掛けバッグ

ファッションどころでない、という現状ではありますが、同じ空間にずっといる在宅の日々でちょっとした楽しみといえば、今日何食べようかな?というのと何を着ようかな?ということを考える朝の時間。さすがにパジャマではリモートワークも気持ちがしまらないので、普段外に着ていく服の中からその日のスタイリング考えていると、今まで当たり前だった日常が取り戻せているようで少し嬉しい気持ちになるのは私だけでしょうか。とはいえ、やはり出かけるのは日用品の買い物くらいなので可愛いバッグや素敵なアウターを着るという瞬間は訪れず。まさかこんな4月を迎えると思っていなかった2月の春服の立ち上がりに、「春になったらこのバッグを持ちたい!」と勢い勇んで買っていたジル・サンダーのミニバッグを眺める日々が続いています。

展示会で一目惚れしたこのバンブーハンドルと、柔らかなオフホワイトレザーのミックスデザインは、かごバッグのような気分で使えそうな存在感。クロスボディにした時のストラップの長さも絶妙でアウターの上からかけた時も、すごくバランス良くまとまりまるのです。お店であれやこれや試して、こんなに何の服にでも似合うバッグはもう買うしかない!と決意して買ってからはや2ヶ月。買ってすぐこそコレクションに連れて行ったり、お出かけに持って行ったりと活躍してましたが、今この状況となり。でも、私、まだ春夏を諦めてません。春夏シーズンて、日本は長いんですよね。例年9月になってもまだまだ暑い!と言っていることを考えると、まだ猶予は半年もある!(秋冬も持つ気ですけれども) この嵐のような時期が過ぎ去ってみんな健康にどこへでもお出かけできるようになった日には、絶対このバッグと出かける!と心に決めている、個人的な願掛けバッグです。まだまだ気を抜けない状況が続きますが、日々の楽しみや笑いは忘れずに、自分なりにできることをしていきたいものですね。

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エディターTOTOKI

ファッションと占い担当。おしゃれは我慢、ができないので、着心地重視。休みの日は、大体インテリアのことを考えています。