黒川登紀子さん、癒しのガラス

こちら、本来の用途はピッチャーなのですが、わが家では花器として活躍しています。透明感あふれるガラスを通すと、植物がみずみずしくキラキラ輝いて見えるんですよね。
ガラス作家の黒川登紀子さんのうつわです。出会いは、SPURの2016年1月号。「美しいガラスと冬のお菓子」と題して、スタイリストの椎名直子さん、パティスリークリエイターの田中博子さん、そして黒川さんが一堂に会する素敵な特集が掲載されました。誌面を通じ、黒川さんのうつわ特有の、すっきりと線が細い造形でありながら凛とした佇まいに惹かれてしまいました。その直後、相手のことを想っていると道端でバッタリ会ってしまう恋愛ドラマさながら、ふらりと立ち寄ったlakaguに黒川さんの作品がありまして。どれにも胸がキューンとしましたが、静かなれど存在を訴えかけてくるクリアなピッチャーにロックオンされました。
いまでは在宅勤務のよい友です。毎日、花とこのガラス越しに外の風景を眺めています。澄み切ったさまを眺めているとちょっとは雑念も消えて、部屋のなかで自分のできることに集中しようと思えます。
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エディターNAMIKI

ジュエリー&ウォッチ担当。きらめくモノとフィギュアスケート観戦に元気をもらっています。永遠にミーハーです。

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