リモートワークには、可愛いマグカップが必要だ!

在宅勤務になって気づくのは、マグカップのありがたみ。コーヒーを淹れる頻度も増えまして、そうなってくるとマグカップが目に入る頻度も高くなるわけです。しかもオンライン会議も長時間になってくるとたまにお茶を飲んだりするので、マグカップが画面にうっかり登場しちゃうことも。一緒に過ごす時間が長いからこそ、ちゃんと選んだお気に入りの相棒が欲しくなります。そこで新しいマグカップを手に入れました。ポイントは、「コーヒーが美味しく見える」ということ。こちらは益子焼の作家である久保田由貴さんによるマグカップです。
褐色の土に白化粧を施した「粉引き」と呼ばれる製法で作られたこのマグカップ、ところどころ黄色くなっていたり、縁が茶色くなっているところに素朴な温かみが感じられて、実に味わい深いんです。マットな質感が触った時になんとも言えない安心感を与えてくれます。コーヒーの味って、結構うつわの影響を受けるものだと思っていて、例えばダイナーにあるような分厚いピカピカのマグカップだと、やや薄いアメリカンコーヒーに思えるし(それはそれで好き)、こういった丁寧に作られたマグカップに注がれると、コーヒー自体もまるで豆から煎ってバリスタが時間をかけてゆっくり抽出してくれた極上の味、みたいに感じられるんですよね。このカップを仲間にしてからというもの、コーヒーを飲む量がますます増えて困っています。

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エディターITAGAKI

ファッション、ビューティ担当。音楽担当になったので耳を鍛えてます。好きなものは、色石、茄子、牧歌的な風景。

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