気分はALL BLUESのシルバーネックレス

万年“デコラティブな耳もとの民”だったのですが、ビーズアクセサリーなどの隆盛に伴って、関心は徐々に首もと&胸もとの装飾にシフト。涼しくなってきたこともあって、俄然首回りのジュエリーが欲しいぞ!!と気持ちが盛り上がってきておりました。その第一歩としてFarfetchでポチったのは、ALL BLUESのネックレスです。出合いは遡ること数ヶ月前。行われていたイベントのため訪れた、DOVER STREET MARKET GINZAでした。売り場にあったジュエリーをみて、まず目に留まったのは、モダンな佇まいとマットな独特の質感。「これスウェーデンのユニセックスブランドで、リサイクルシルバーで作られているんですよ」と教えてもらい、エシカルコンシャスな背景も素敵……!とさらに強く惹かれました。そのときは即決には至らなかったものの、ずっと頭の片隅でフワフワ〜っと欲しいな〜と思い続けていたブランドでした。後から大好きなエマ・ワトソンも愛用していることを知ったり、BIOTOPのショップでも見かけたりと刷り込みのように物欲が増していき(ただ以前は夏服とサンダルが最優先だったので、迷いながらも見送っていました……)、やっと我が家にやってきたのです。

悩んだ末に選んだのは、シルバーのネックレス。チェーンの大きさ含めさまざまなデザインで展開されていますが、私はほどよい繊細さと存在感を兼ね備えたこちらに。首回りを二周させて着用するのですが、そのままロングネックレスとしても可愛い。着けてみると、どこかしっとりとした佇まいが本当に素敵。無骨なシルバーというより、どこか叙情的な余韻を感じるんです。実用面では重すぎないというのも、万年肩凝りな自分には有難いポイント(笑)。たとえば、10月に来日ライブが開催予定だった、無念のThe Chemical BrothersTシャツにもほどよい品を添えてくれます。ラフな装いでもぐっと「ちゃんとおしゃれしてます」感が出るので、やはりジュエリーは偉大です。これから寒くなってきたら、タートルネックのニットにも似合いそう、と気持ちはさらに前のめり。冬も楽しく乗り切れそうです。

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エディターSAKURABA

好きな服は、タートルネックのニットと極太パンツ。いつも厚底靴で身長をごまかしています。

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