京の花園に連れ出してくれるバスソルト

一気に気温が下がりましたね。でも過ごしやすいと思っていたのは一瞬で、夜は結構冷える! 昔から末端冷え性なので、すでに足先が冷たくなってしまい眠る時辛いんです。先が思いやられますよ、本当に。そこで入浴を大切にしているのですが、最近のお気に入りはもっぱら薫玉堂のバスソルト、FLOWER GARDENです。

創業約420年(!)の薫玉堂との出会いは、和紙に香りをつけた文香。知人からの手紙にこの文香が添えられていて、今の時代手紙というだけでもすごいのに、何この粋な心遣い!といたく感動したのです。そして最近このバスソルトに出会い、あまりにいい香りで再び感動いたしました。

こちらバスソルトとはいっても一般的なお湯に溶けるものとは少し違います。海塩とともに不織布の中に入っているのは、京都の桜、ダマスクローズ、ゼラニウム、ローズマリー、ラベンダー。これをそのまま湯船に入れて少し揉むと、ふわぁっと華やかな香りが立ち込めるんです。決してケバケバしくなくどこまでも洗練されていて、優雅とはこのことか、と思わず膝を打ってしまいました。そもそもこの商品は、”京の庭を散策している気分に浸れる香り”を表現しており、目を閉じれば私のバスルームも途端に京都の花園に。

今年はろくに遠出もできなかったので、せめてバスタイム中に脳内トリップを楽しみつつ、冷えを解消している最近です。

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エディターUENO

好きな服はワイドパンツとタイトスカート。インドア派なのに趣味は海外旅行。タイ料理とお寿司に目がありません。なぜか両極端なものに惹かれる毎日です。

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