憧れのディーバになれる、フープピアス

今月22日発売のSPUR4月号では、イギリスのバンドSADEのフロントウーマン、Sade Aduのファッションをサンプリングしました。どうして、いまSADE?とお思いの方もいることでしょう。実は、昨年10月にこれまでの全スタジオ・アルバム6枚のリマスター盤を収録したアナログLP集『This Far』がリリースされたんです。また、21年春夏のSacaiのランウェイでは『Best of Sade』のジャケット写真をプリントしたTシャツのルックが登場しただけでなく、名曲『Kiss of Life』が起用され、音楽ファンのみならず、ファッション好きからも注目を浴びたから。

ちょっと話がそれますが、過去にインタビューしたThe xxのRomyや、Jorja Smithとも、SADE話で盛り上がりましたワタクシ。そう、ミレニアル世代にも熱い支持を得る、永遠のアイコンなんです。

憧れの歌姫のファッションを2021年に解釈するべく、着こなしを研究する日々だったのですが、毎日のように画像を検索していると、すっかり影響され、アイコンとも言える、ゴールドのフープピアスが猛烈に欲しくなってしまいました。

いろいろ見た結果、小さいものなら、どんな服にも合わせやすく上品。大きなものを選ぶと、思いっきりディーバっぽい大胆な雰囲気。うーむ、その塩梅をどうするか。いくつかあたりをつけてお店で試着し、最終的に決めたのが、Bottega Venetaのこちらです。

直径5センチほどで、絶妙なサイジング! ちなみに、自分のいつものジュエリーのバランスは、ゴールドとシルバーのミックスだけど、若干シルバーの割合が多いんです。本命のゴールドを試着するとなんだか見慣れず、シルバーにするか散々悩みました。けれども、ショップの店員さんに相談すると、「今は見慣れないかもしれないけれど、この機会に思い切ってゴールドにしてみては?」と背中を押していただき、気持ちが固まりました。たしかに、数日で違和感なく馴染んで、「こっちにしてよかった〜」と周りに自慢しています。内側が空洞になったデザインで、軽くてストレスにならないのも最高。これだけで、顔まわりがぱっと華やかになるので、オンラインミーティングでも大活躍しています。

SDGsを意識するようになり、クローゼットの大きさも限られるし、ラッピング時になるべく箱をもらわないようにしていたのですが、このトライアングルの可愛さには負けました。ダニエル・リーのセンスにすっかり陶酔しています。

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エディターTAKEUCHI

ハイウェストのボトムスと、美味しいビールに目がありません。
日々ぽっこりお腹と格闘する万年ダイエッターですが、腹筋より散歩で鍛えた脚力が自慢です。

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