連日、じめっとした猛暑の日々が続きますね。7月になるまでは、と我慢していたクーラーと扇風機のダブル使いも解禁し、部屋の中では涼しく過ごしています。しかし、今年になって自分の体に異変が。目の乾燥がすさまじいんです……。クーラーで乾燥した部屋にいるからか、扇風機の風が当たっているからかは不明なのですが、コンタクトをしていると違和感があるのです。心配になって眼科を受診したものの、視力が弱いという点以外は異常なし(生まれつき視力が本当に弱いのです)。しばらく、コンタクトをやめ、メガネに切り替え、様子を見てみることにしました。ただしそれは、寝る直前や、全く外出をしない日しかつけないメガネ(5年ほど前に買った時のものです)。ファッションとして楽しむ用のメガネは持っているのですが、日常づかいに適したものを持っていないことに気づいたのです! 日常的に使っても気疲れせずに身に着けられて、在宅時の(少し)ゆるめの格好の時にも合う素敵なメガネが欲しい!(そして、あわよくば少しオシャレに見えてほしい)と思って、探していたときに出合った一本がこちら。AHLEM(アーレム)の「CAIRE」というラインです。
クラシカルで、ナードなイメージがあるダブルブリッジタイプ。あえてその野暮ったさを逆手にとって、オシャレにつけこなすスタイリングもトレンドではありますが(グッチ一族の争いを描いた映画「House of Gucci」(原題)のトレイラーに登場するアダム・ドライバーがダブルブリッジをかけているのを見て、こういうのもいいなとも思ってしまいましたが笑)、AHLEMは違います。美しいラインと、絶妙に細い、モダンなメタルフレームだからか、野暮ったさは感じず、フレッシュな印象。といいつつも、ダブルブリッジのメガネは初体験だったので、似合うかどうか緊張していました。実際に装着すると、良い意味で顔になじんで、そこまで主張しないんです! 「ダブルブリッジつけているぜ!」的な気合の入った感じはあまりなく、どこかシャンとしているように見える感じ。在宅勤務時や、リラックスしている時の服にもなんなくマッチしますし、“ほんの少しだけ”オシャレしているように見せてくれるのがありがたすぎるわけです。そして、このメガネのときめきポイントはフレームとフォルムだけではありません。テンプルエンド(耳の裏側に丁度当たる、メガネを支える部分です)が本当にかわいいのです。
実はこのテンプルエンド、リニューアルされたもの。以前は、ヴィンテージのセルロイドをキャンディーのように加工し、あてはめられていました。前のパターンもフレームによって色が異なるので、可愛いのですが、新バージョンの羽根ペンタイプも素敵です。装着するとほとんど見えない部分ですが、さりげないこだわりに胸がときめきます♡ 自分だけしか知らない、胸キュンポイントを押さえ、身に着けたら、必ず気分が上がる!と断言できるアイテムに出合ったのは久々でした。今のタイプに飽きたら、レンズの色を変えて、サングラスとしても楽しみたいです。
ファッションとビューティ担当。K-POPを始めとする韓国カルチャーにお熱。茶碗蒸しと無花果の香りが好き。
実家で暮らす柴犬が親友です。