あ〜〜〜、やっぱりファッションって楽しい!! とモチベーションが上がっております。なぜかというと、ニューヨーク・ファッション・ウィークを追いかけていたから。今日からロンドン、ミラノ、パリへと続きますが、観客を呼んで見せるフィジカルなショーっていいですね! 以前よりは席数を絞りつつも、業界のキーパーソンたちがどんな格好でやってきて、ブランドのファンたちがどれほど熱量のあるファッションで装ってくるのか。そして彼らがSNSを含む各メディアでどう発信しているのか。それらが相乗効果となって波及し、トレンドやブランドへの憧れが生まれていくのだと改めて感じています。デビュー時からコツコツと集めているバットシェバも、レトロなカフェ&レストラン「セレンディピティ 3」でショーを行い、目がハートになりました。

2017年に、N Y在住ジャーナリスト市川暁子さんの紹介でバットシェバさんのご自宅にうかがったことがあります。アッパー・ウエスト・サイドのマンションの一室は広々としていて、お子さんとナニーも在宅中。私は出来立てのサンプルのドレスをバスルームで何枚も試着させてもらい、花柄のドレス(写真左)を購入。ステイホームを経験し、“ホームドレス”というジャンルにスポットライトが当たるようになりましたが、バットシェバはその当時から家でドレスを作り自ら着ていたんですね。心から好きなものしか作っていないという、純粋な気持ちを感じることができ、即座にファンになりました。ドレスからブラウス、スカート、パンツへとアイテムを増やしながらも、ブレないクリエーションが大好きです。

そして、先日のランウェイを見ると、バットシェバワールドがますますパワーアップして戻ってきた感じがして、とっても嬉しいです。実は今、スペシャルな取材を仕込み中。ぜひ楽しみにしていていただきたいです!

顔面識別が得意のモデルウォッチャー。デビューから好きなのはサーシャ・ピヴォヴァロヴァ。ファッションと映画を主に担当。