シャネルのルージュ”848”はマスク時代の最適解

正式名はルージュ アリュール インク フュージョン 848です。その名も「ブラン ミステリユ」(神秘的なブラウン)という名前の このルージュ、一目見た時からその絶妙なカラートーンに心惹かれました。秋めいてくるとリップもちょっと深みある色にシフトしたくなるのですが、まさにそんな気分を察知していたかのような、こっくりとした秋色。

いざ唇に塗ってみると、こっくりだけではない、ブラウンの奥底から滲み出るほのかな赤みが顔色を血色よく彩ります。

いい意味で予想を裏切るその絶妙な発色に驚いて、「・・・っちょ、待てよ!・・・」唇に乗せた瞬間もう1人の私が脳内で口走りましたよね。


最初はこっくりしていますが、徐々に伸ばすとふんわりマットな質感。色の濃度も重ね塗りで調整しやすいです
最初はこっくりしていますが、徐々に伸ばすとふんわりマットな質感。色の濃度も重ね塗りで調整しやすいです

驚くべきはその発色だけではありません。ウルトラマットな発色とあるように、艶を極力抑えつつも、唇のシワは目立たない。ピタッとフィット感がありつつも、乾かない。そしてつけ心地が驚くほど軽やか! ルージュ アリュール インク フュージョンといえば、マスクに落ちにくいともっぱら評判ですが、まさに。特にこのタイプのような口周りに空間ができるダイヤモンド型マスクだと完璧です。1日中ストレスフリー。

 そして、オンライン会議の際に、ふとマスクを取った自分の顔を見て、はっとしました。今まで実は、在宅での会議だとライトな発色のリップでお茶を濁していたのですが、その時と比べると顔色が格段によく見える! さらに画面映えしている!?(あくまで自分比です)。PCのカメラ機能があまりよくなく画面が荒いことをいいことに、時間をかけてメイクアップしてもあまり変わらないだろうと、横着をしてナチュラルメイクで参加してきた私……。これまでの時間を巻き戻したくなりました……。

ということで、ウィズコロナ時代のルージュの新・最適解はこれに決定です!

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エディターASADA

主に美容担当。山登りなど自然に触れることが好き。最近は健康とかインナービューティとかいう言葉にめっぽう弱くなりました。

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