そういえば自分、そろそろ誕生日だな、と思ったんですね。仕事でブチェラッティ 銀座店のオープニング・レセプションへ向かうすがら。ブチェラッティといえば、レースのように繊細な彫金で有名な老舗ジュエラー。昨今、韓国のインフルエンサーが身につけた影響で「ブロッサム」という可憐な花のシルバージュエリーが若い男性にブームです。
落ち着いたシックな空間へ足を踏み入れ、店舗の2階を訪れてすぐ目に入ったのが愛らしいフルーツや野菜。ツルンと輝くレモン、パプリカ、かぼちゃ、きのこは、なんとプレースホルダーです! クラシカルすぎる用途にも胸キュン。カラフルなムラーノガラスと、ここんちならではの精巧なシルバー細工が表情豊か。イタリアを代表するクラフツマンシップの共演にロマンが溢れまくりです。なんという巡り合わせ。満場一致で自分への誕プレと決定しました。
キノコとレモンで迷う。でもまずは色の綺麗なレモンね。柑橘の肌感がなんとまあ忠実に再現されていること! これ一つダイニングテーブルに置くだけで、素敵な生活が送れそう。一つ一つ、集めていくのも楽しそうです。
「銀の葉っぱのところは、まめに磨いてあげてくださいね」とは本誌の連載「人生100年時代のジュエリー」でお馴染みの本間恵子さんからのアドバイスでした。
ブチェラッティ 銀座店 ●東京都中央区銀座7-5-5
ジュエリー&ウォッチ担当。きらめくモノとフィギュアスケート観戦に元気をもらっています。永遠にミーハーです。