実際にニュージェネレーション陶芸に挑戦しました

 陶芸、本当に流行っています! ステイホーム期間を経て、料理や刺しゅうなど手を動かす新しい趣味を始めた友人が多いのですが、中でも人気なのが陶芸です。この流行りに私も乗りたい!と思い、SPUR11月号の「ニュージェネレーション陶芸」という特集でも紹介した、品川区大井にある陶芸教室P&A Potteryのワークショップに編集部の先輩と参加してきました。実はこのワークショップ、大人気すぎてなかなか予約が取れないのです。思いかなって、予約できてから、ワークショップに参加するまでの数週間、「P&A Pottery」のInstagramを見て、何をつくろうかワクワクしていました。当日は、とにかく手先が不器用なので、本当に素敵なものができるのかが心配に……。そんな、ワークショップのコースは¥4,500(使用する泥の量に応じて、追加料金が発生します)。本当はインテリアとして楽しめる可愛い置物づくりにもチャレンジしたいと思っていたのですが、なにぶん初めての陶芸。リアルに使えるアクセサリー置きをつくることに!

ワークショップの様子。完成間近の姿です。この後乾燥させ、釉薬をかけ、窯で焼きます。
ワークショップの様子。完成間近の姿です。この後乾燥させ、釉薬をかけ、窯で焼きます。

脚がついているゴブレット的なものを目指して作成しました。最初は上の受け皿部分、その後に脚、という順番です。受け皿部分は大きな泥の塊をペタペタとつぶすように整えているのですが、当然ながら、人間の手のひらと指を使って形を整えるので底や縁を平らにするのが難しい……。どうやってもまっすぐな線をつくるのが難しいですし、少しいびつなぐらいのハンドメイド感がむしろ良い!と思い、完成させました。実は当初、この受け皿の側面に取っ手をつけようと思い、こねていたのですが、いざつけると皿の高さ的に不格好になってしまったので急遽予定変更。「やっぱりこれナシ!」と言って、取ったり、作り直したりできるのが陶芸の良さでもあります。一緒に行った編集部の先輩は犬のお香立てをつくっていたのですが、途中で犬のサイズを小さくするために泥の分量を減らしていました。そんなこんなで完成したのがこちらです。

こう見ると、傾いていたり、側面がゆがんでいるのですが、そこはご愛嬌ということで……。

こう見ると、傾いていたり、側面がゆがんでいるのですが、そこはご愛嬌ということで……。

脚部分の玉をこねるのが楽しかったです。

脚部分の玉をこねるのが楽しかったです。

ワークショップでは作品の形を整えるところまでで、その後の乾燥や、釉薬をかける工程は「PA Pottery」のスタッフさんが行います(釉薬の色は数種類の中からあらかじめ選んでオーダーしています)。右も左もわからない私(不器用)に、「こうすると側面がきれいに整いますよ~」と優しく声をかけてくださるスタッフさんがいたので、初めての方でも安心して挑戦できると思います。単発のワークショップだけでなく、陶芸教室のコースもあるので参加してみたいなと思いました。また、陶芸中は手が泥まみれで、一切iPhoneを触れないため、デジタルデトックスができます(笑)。久しぶりに何か一つのことに思い切り集中するということをしたので、適度な疲労感もありつつ、リフレッシュもできました。

アクセサリーを入れてみました。水を張って、花を生けるのも素敵だと思います。
アクセサリーを入れてみました。水を張って、花を生けるのも素敵だと思います。

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エディターHORIE

ファッションとビューティ担当。K-POPを始めとする韓国カルチャーにお熱。茶碗蒸しと無花果の香りが好き。
実家で暮らす柴犬が親友です。

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