シャツ以上、アウター未満のおふとぅんジャケット

今年の冬は大分暖かいですね。「12月ってこんな軽装でいいんだっけ？」と思うほどライトなスタイルで出かけることもあります（日中はポカポカしていても夜はグッと冷えたりして「騙されたぜ」的な気分になる日も多いですが……）。そんな日々、重宝しているのが秋冬シーズンに登場したthのシャツジャケット。

2018年にメンズアイテムからスタートしたth productsは、先シーズンからウィメンズライン、レザーグッズ、デニムの展開も始まりました。シンプルな佇まいながら、ディテールやシルエットが洗練されているアイテムがサイズダウンしたのは、小柄な自分には朗報でした。ナイロンポリウレタンシャツジャケットは、ちょっとオーバー気味のサイジングが特徴。この手のデザインってともすればカジュアルに転びすぎるかも、という時があるんですが、こちらは高密度で仕立てられたナイロン素地が採用されており、マットな質感に品があっていいんです。ハリがありながら、どこか和紙のようにさらさらしたニュアンスも。軽いながらもインには中綿が仕込まれているのであたたかい。私はトップスとして着て首もとからタートルネックの色を覗かせたり、アウターとしてざっくり羽織ることも。まさに暖冬のための一着なのでは？と思うほど、今の気候にフィットして大活躍中です。ちょっと寒い日は以前に購入したバラクラバも装着すると、ものすごく包まれている感があって安心する。そう、このジャケットはライトな「おふとぅん（お布団）」的に愛でたい存在でもあるのです……。引き続きお世話になります。