買わざるを得ない、PATOUの襟

視界に入った瞬間「これは、買う!」と脊髄反射で信号が発される服って、ありますよね。久々にそんなアイテムと出合いました。こちら、PATOUのEmbroidered poplin collar

「つけ襟」というアイテムを買うのは、何年ぶりでしょうか。古着が好きだった高校生のとき、確か愛用していた記憶があります。時を超えて帰ってきたこのワード。1年ほど続いている自宅中心の生活の中で、有用性や機能性を度外視したファッションがしたい!装いたい!という気持ちもメラメラ湧き上がってきていたんですね。フィードに流れてきたInstagramのポストを見て、迷わずポチりました。なぜか住所不全でうまく入力ができず、カスタマーサポートなどに問い合わせたりとスムーズにいかないながら(笑)、年末にやっと我が家に辿り着きました。その普遍的な可愛らしさは、写真で伝わっていると信じたい(折シワがついてしまってすみません)。オーガニックコットン素材に、肩を覆うほどの大ぶりなサイズ感。長めのタイというバランスもいいんです。シンプルなニットにも、白いシャツにも。どんな服にも重ねやすく、まとっていると気持ちだけはめちゃくちゃ貴族気分になれるんです……気持ちだけ。個人的には、ブルゾンやスウェットなどカジュアルなアイテムに合わせるのも好みです。強さのあるロマンティックってこういうことだな、と頷くほどの存在感。

ああ、なんでこんなにクラシカルなものにめっぽう弱いんでしょう。ちょうどNetflixで見ていた「クイーンズ・ギャンビット」のせいもあるのか、レトロな装いに今胸がぎゅんぎゅん高鳴ります。以上、「可愛い」ということをひたすらお伝えし続けた本記事でした。

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エディターSAKURABA

好きな服は、タートルネックのニットと極太パンツ。いつも厚底靴で身長をごまかしています。

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