今年のパンツは「派手!!! だね!!!」

夏はほぼ毎日ワンピース派の私ですが、ファッション誌で言うところの「1枚で決まるワンピース」ってやつを、意外と持っていないことに気づきました。クローゼットの中で最も多く占めるのは、そこそこ切り込んだサイドスリット入りで、歩くとまあまあチラリズムなタイプ。次に多いのが、高身長ゆえに微妙に間延びする中途半端な丈のもの。その次が透ける素材、といったところです。透ける素材はインナーで解決することがほとんどですが、困るのがサイドスリットと半端丈。夏の冷房対策も兼ねて、ボトムレイヤードがマストになってくるわけです。春先はデニムという選択肢があるけれど、気温の上昇に伴い出番は減少。そうなるとトレンドのセカンドスキン的なレギンスが頭をよぎりますが、個人的にあのピターっと貼り付く感じがどうにも苦手(というか、暑い)。けど普通のワイドパンツだとなんかつまらないしな…と思っていたわけです。で、そんな時に見つけたのが、超「派手!!!」(初めて買ったブロマイドはミポリン世代)なパンツという選択肢。

は…派手!!!(本人比)
は…派手!!! だね!!!(本人比)

こちら、話題の「SZ blockprints」のドロストワイドパンツ¥17,600。SPUR.JP読者の方にはおなじみと思いますが、デザイナーのサラ・ゼルウェガーが、インドの古い印刷技術ブロックプリントに着目して誕生させたブランドです(詳しくはリンクから!)。大胆なストライプ模様は、職人が木版を使って一点一点完成させたもの。よーく見ると均質ではなく、独特のぬくもりのある風合いになっています。そのせいか、ブルー×イエローなんて大胆な配色でもどこか柔らかな印象で、普段かたくななまでにベーシックカラー派の私もトライできたわけなのです。ただ、そこは本来は地味好き、シンプルなTシャツ合わせだとちょっと行きすぎ(まだまだミポリン)。手持ちのスリット入りワンピースや半端丈ワンピースにレイヤードして面積調整しております。明るい色彩の柄がチラッと見えるこの加減が、今の私にとって心地いいバランスです。

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エディターKOMATSU

「糖分摂るなら菓子より酒で」がモットーの真正左党。
ノーストレスなリラクシングワンピースと多幸感しかないタカラヅカ鑑賞も大好物です。