SPUR& SPUR.jpチームのそれぞれのアウター話を読んでいたら、私もそろそろ今季の一枚を決めたい気持ちになりました。それはですね、去年スキー用に購入したサロモンのパウダースタッシュジャケットであります。
フランス発のサロモンはマウンテンスポーツに強い印象でしたが、ここ1・2年でグッとモードとの親和性が高まっています。シューズブランド「PHILEO」のデザイナーである19歳の新鋭、フィレオ・ランドスキがサロモンのクリエイティブ・コンサルタントになってから、俄然シューズが面白いことになっています。コム・デ・ギャルソンとのコラボレーションも話題ですね。何より、若い才能をいち早く採用する社風が素敵だなと思い、以来注目しているメーカーです。
昨年、息子のスキーデビューとともに、25年ぶりくらいに私もやってみるか!と一念発起。この機会にサロモンでウェアとアクセサリーを一式揃えました。少しだけオーバーサイズが心地よかったので、メンズのSサイズをチョイス。マスタードイエローは雪原に映えそうでいいなと思いました(ちなみに、パンツは真っ赤です。派手色好きというのもありますが、子どもと逸れても、見つけやすそうという理由も)。
結局3回しか着用するチャンスがなく1年が過ぎた今、改めてみると、普段使いでもいけるんじゃ!とマインドチェンジ。いざ試してみたところ、昨今のダウンジャケット人気のおかげで違和感なく街に溶け込んでいるような。防風、防寒、防雨はもちろん、通気性にも優れており、体温を整えながら快適な状態を保ってくれる機能が備わっていますので、真冬のアウターとして最高だということに気づきました。
この冬は、白銀の世界だけでなく街中でもカラフルな自分を楽しみたいと思います。
顔面識別が得意のモデルウォッチャー。デビューから好きなのはサーシャ・ピヴォヴァロヴァ。ファッションと映画を主に担当。