お茶よりコーヒー派です。朝が苦手なので、眠気覚ましとしてコーヒーを摂取することが増え、いつしか習慣に。最初は面倒だったコーヒーを淹れる準備そのものも、こなしていくうちに寝ぼけた頭がすっきりするため、忙しい朝であっても好きな瞬間になりました。と言っても、お茶が嫌いというわけではなく、お茶の葉をティーポット(一人暮らしではすぐに飲みきれないサイズのポットを購入してしまい、ポットとの心の距離が遠いのです……)や、急須で入れるということになかなか慣れず、ついコーヒーを選びがちというだけ。しかし、茶葉でお茶を淹れるのを面倒くさがる割には、季節の花や植物が入ったフレーバーのお茶を見かけると、つい購入してしまう……。1~2回ほど淹れただけで、しばらく飲んでいない茶葉の袋が家にあるという状態です。そんなズボラな私が先日出合ったのが、櫻井焙茶研究所の「TEA BAG」シリーズでした。櫻井焙茶研究所と言えば、もちろんお茶。当然茶葉なので、せっかく飲むならしっかり準備して飲みたい……、と思い、なかなか楽しむ機会が少なかったのです。しかし、今回購入した「TEA BAG」シリーズは、櫻井焙茶研究所の味や、お茶のフレーバーの世界観を十分に、そして気軽に(ここが大事……!)楽しめてしまう画期的なアイテムでした。
「TEA BAG」シリーズは焙煎したり、仕上げの工程ではみ出る茶葉や食材を残さず使用しているのもポイント。自然と共存するサスティナブルな社会を目指し、循環をコンセプトにモノづくりを行っているラインなのです。ティーバッグフィルターに使用されている素材や、パッケージもリサイクルしたものを使用したりと、かなりのこだわり……! また、ティーバッグの形状だからこそできるブレンドにも挑戦しており、新しいお茶の在り方を常に研究している点にも胸キュンです。私が今回選んだのは、ほうじ茶と柚子を加工する際に出る種子をブレンドしているフレーバー。
通常のほうじ茶よりも、より香ばしさを感じるのですが、ほんのり柚子の爽やかな香りも感じます。柚子の香りが効いているからか、冷えた後もおいしい……。夏場はアイスで飲みたい味です。マグカップにティーバッグを放り投げ、熱湯を注ぐだけで、こんなに簡単に繊細な味わいを楽しめてしまうことに衝撃でした。ズボラな私でも、お茶の持つ繊細な味わいを楽しめるようになったので、ぜひチェックしてくださいね。櫻井焙茶研究所のお茶を始めて購入する、興味はあるけど買ったことがない、という友人へのちょっとしたギフトとしてもぴったりだなと思いました。
ファッションとビューティ担当。K-POPを始めとする韓国カルチャーにお熱。茶碗蒸しと無花果の香りが好き。
実家で暮らす柴犬が親友です。