重ねても濁らず発色! アディクションのアンニュイカラーアイシャドウ

超私的な喜びですが、このアイシャドウに出会って、「結局似たようなアイメイクアップに収まりがちあるある」からイチ抜けすることができました! アディクションののザ アイシャドウ 109C フォギー ミストです。(2022 夏限定色の単色カラー、パレット左下)

 

シアーな質感の練りタイプで、モーブがベースのグレイッシュカラー。ケバクならず、アンニュイすぎず、ほんのり曇りがかった空を映す雨粒のようなムードのある色です。そして、いわゆる「くすんだ色」なのに他のアイシャドウと重ねても目元が濁らない! これがすごく使いやすいポイントなんです。同コレクションの単色カラー、黄色(右上・109)や血色オレンジ(右下・105P)など、明るい色とレイヤ―ドしてもお互いのよさを消さず、透明感を損なわずフィルターをかけたようなさりげない洒落感のある目元に。ベージュ一辺倒だった目元に新風を巻き起こしてくれています。クリームですが、塗るとすぐにサラサラになり、ピタッと密着してくれるのも推したいポイントです。

 

そしてそして、このアイシャドウを入れている、限定のパレットケースが美しいんです!

ほのかなマーブル模様は、リサイクルプラスチックが溶け合って成っているらしく、1点1点模様が異なるそう。材質がサステナブルな点も素晴らしいですが、さらにそれをアートに昇華させるブランドの美意識に心惹かれ、長く大切に使いたいと思いました。

 最近はアイラインやマスカラなど、パーツに個性を出すアイテムがトレンドですが、ベースのアイシャドウを変えると、顔の印象って本当に変わるんだなと再認識。グレーのメイクアップは苦手、なんて人にこそ試してみて欲しい逸品です。

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エディターMIZUNO

主に美容を担当。好きな食べ物は卵かけごはんと芽キャベツ。
歴30年超の宝塚観劇がライフワーク。

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