“丁度良い”を越えてくる、サトル ササキのショルダーバッグ

“丁度良い”バッグを、ここ数年探していました。それは、①手がふさがらないショルダータイプであること(いつだって身軽でいたい!)、②荷物がある程度入る大きさであること、③どんなスタイリングにも馴染むこと。その他、価格帯など細々とした条件もふまえると、これが中々見つからず...。そんな時、とある展示会にて遂に運命的な出合いが。

シックなブラックはどんな装いにもマッチします。

それは、SATORU SASAKIのバッグです。現在絶賛愛用中なのですが、本当に気に入っているので是非ご紹介させてください。

まず①と②についてですが、これは楽々クリアです。持ち手のレングスを調整すると、肩掛けは勿論のこと、斜め掛けもお手のもの。いつでもハンズフリーの解放感を味わうことができます。また、太めのストラップなので、肩へのフィット感も抜群です。ズボラでおっちょこちょいな性格なので、この使い勝手は本当にありがたいばかり。上部に向かってワイドに広がる大容量のバケツ型も、荷物の出し入れがしやすいグッドデザインです。

そして、③。上質なブラックレザーは、装いを選ばずにさり気なく上品な雰囲気をプラスしてくれます。私は普段斜め掛けで使うことが多いのですが、胸元に黒色の太いラインを入れることで、全身が締まって見える効果も。さらに、木でできたパーツがスタイリングを邪魔しない程度に個性も演出してくれます。洗練されたデザインと、そこに忍ばせたほんの少しのひねりこそ、SATORU SASAKIの素敵ポイントだと思っています。発表されている洋服も、ミニマムなものやベーシックなアイテムが沢山。シンプルだからこそパターンの美しさや素材の上質さが引き立つのですが、そこに曲線的な変化やテキスタイル・パーツの面白さを加えているのが、とてもモダンだなと思っています。機能性や普遍的な美しさの先にエッジィな要素がある。”丁度良い”を越えるモードブランドの底力に、日々感動しています。

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エディターSASAYAMA

周囲の人の着こなしが気になって仕方ない私服ウォッチャー。
街でも目を光らせています。ミニマルで、少しひねりのある服が好きです。

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