![【ポーラ・カノヴァス・デル・ヴァス】の愛の画像_1](https://img-spur.hpplus.jp/article/parts/image/84/8441f373-71d5-4ceb-8710-68069ceb151a-3024x3024.jpg)
Instagramで目に飛び込んでくるなり、これは!と意表を突かれたアイテムがありました。それがアイコニックな靴やバッグでおなじみ、ポーラ・カノヴァス・デル・ヴァスの毛……もとい、アームウォーマーです。
試着したのは、下北沢のKALMA。ウェブサイトで見て、これは実際に試したい、と足を運んだんです。装着して鏡に映った自分を見て、やはり想像以上に大胆なボリュームに思わず笑みがこぼれました。そしてこうして置いてみると、一見謎の物体かUMAのような存在感すらあります(笑)。リブニットのアームカバーに毛足の長いフェイクファーが配され、インパクトを放つ仕様に。イエローやピンクなどカラー展開もあるのですが、私は(物自体の主張がすでに強いので)シックなグレーをチョイス。その名も「Yeti アームウォーマー」というのも言い得て妙、まさしく自分自身がイエティになったような気分に。リブニットはきゅっと肌に沿ってフィットするため、もちろんかなり暖かい。ただ、そのフサフサの毛足は、キーボードを打つ指でよく巻き込んでしまっているので、結局のところ使い勝手がいいのか悪いのかは絶妙なところです。でもそんなことを気にしていたら、この子と生活を共にはできません。リブニットは伸縮性もあり、たとえばレッグウォーマーとしてY2Kを薫らせてもいいし、コートの上に着けてみたりしても可愛い。まだまだ可能性を模索中です。
こんな遊び心そのものを体現したアイテムこそ、ファッションの醍醐味ともいえますよね。PAULAのアイテムには、自由な発想や実験的な精神、オプティミスティックで風変わりな美意識が感じられて、そのスタンスがすごく好きなんです。エッセンシャルではないかもしれないけれど、心の栄養として。眺めても着ても楽しいブランドとして、密かに応援し続けています。
![【ポーラ・カノヴァス・デル・ヴァス】の愛の画像_2](https://img-spur.hpplus.jp/article/parts/image/62/6203b0ae-4a42-40f8-822e-ba99c695a573-3024x3024.jpg)
着用してみるとこんな感じです
![エディターSAKURABAプロフィール画像](https://img-stg-spur.hpplus.jp/article/parts/image/b8/b8e611f2-23ba-432d-b659-b03a7486d54f.jpg)
好きな服は、タートルネックのニットと極太パンツ。いつも厚底靴で身長をごまかしています。