2月末に取材したミラノ・ファッション・ウィークの興奮が冷めません。数々の名だたるショーを拝見した中でも、マチュー・ブレイジーが手がけるボッテガ・ヴェネタは特に素晴らしかった。シュミーズを着て部屋を歩いているようなファーストルックから痺れましたし、大人の魅力を放つフェイフェイやリウ・ウェンが闊歩する姿が最高に格好良くて憧れました。控えめだけど滲み出る知性とユーモアに惹かれ、「服」そのものに目がいくコレクションだったと思います。
エディターKINUGASA
顔面識別が得意のモデルウォッチャー。デビューから好きなのはサーシャ・ピヴォヴァロヴァ。ファッションと映画を主に担当。