気軽に手に入って、しっかり温まる。真冬の必需品
自慢することではないけど、自慢でもしないとやってられないくらいの冷え性です。手の冷たさから雪女というあだ名がついた幼少期、生足にハイソックスが流行っていてもタイツを履かざるをえなかった学生時代。漢方、エクササイズ、よもぎ蒸し……試行錯誤を繰り返してはいるものの、仕事の忙しさから気を抜いてしまった昨年は雪山に行ったわけでもないのに足の指に霜焼けが出現! 「都市部のマンションで普通に暮らしていて珍しいですね」とお医者さんも訝しんでいました。ということで、いくら今年が暖冬と言われていても油断大敵! と本格的に寒くなる前にとあるアイテムを調達しました。ここ数年常備している【火を使わないお灸 せんねん灸 太陽】です。
こちらは文字通り火を使わないお気軽なお灸。皮膚面平均温度は40℃~50℃で、温熱持続時間は約3時間と表示されています。お灸と聞くと臭いがキツイのでは? 熱いのでは? と思うかもしれないですが、その辺はノープロブレム。全く匂いもせず、じんわりと血行が良くなり、疲れがコリをほぐす温熱効果が期待できる優れものなんです。一般的なカイロの60℃と比べると、優しい温度設定がよくわかるはず。冷えがひどい身としては急に高温をあてるとかえって具合が悪くなったりするので、このじんわり温まる感覚がうれしい。
かゆいところに手が届くから、せんねん灸への愛が止まらない
脚が冷えて眠れない夜は太渓(たいけい)という足のツボに。朝起きて肩の凝りが気になる時は首の後ろに。これを貼っておくと調子がよくなるんですよ。どこに貼ればいいの? という人はせんねん灸さんが指導してくれているこちらをまずはチェック。症状に合わせてもっと深く知りたい! といいう方はツボブックを手に入れるのもおすすめです。
親切に使い方をレクチャーしてくれているし、そもそも使い方がとにかく簡単。シールを二枚剥がして素肌に貼るだけ。皮膚が敏感な方やはじめて使用する方は低温やけどに注意が必要ですが、朝の支度中や外出時に動いても剥がれないので使いやすい。さらに小分けになっているので持ち運びやすく、旅行の時にも頼もしい存在! 海外旅行や出張先で疲れたけどマッサージに行く時間がない……なんてこともあるじゃないですか? そんな時もせんねん灸 太陽の出番です。
もうひとつ特筆すべきはこちらパッケージの横にプレゼント応募券なるものがついていて、複数枚たまると現品が頂けるんです。私は長年愛用しているものの、そのシステムを知ったのは同じく“せんねん灸ラバー”のスタッフさんに教えてもらってから。「ベルマークを集めていた子どもの頃を思い出してほっこりするのよ」とその方が言っていた通り、デジタル時代に応募券を台紙に貼って郵送するアナログなやり取りが何だか楽しい(忙しい時は忘れがちですが……)。せんねん灸の販売元企業、セネファさんのお灸への愛や優しさも感じるこのプロダクト。冷え性の民は常備すべき名品です!
ワードローブの中心はデニムとメンズのシャツ。『スターウォーズ』シリーズに出てくるイウォークに似た犬と暮らしています。