新宿にビルケンシュトックの旗艦店がオープン! 3月19日に国内2店舗目となるブランド直営旗艦店、BIRKENSTOCK新宿コンセプトストアがオープンしました。オープニングにお邪魔したところ、”Coexistence(共存)”をコンセプトにした店内は、ネオンサインや格子状に組まれた竹の細工、むき出しのコンクリート壁、苔と古木を中心とした生態系のディスプレイなどがなんともユニーク! 250年の歴史を感じる本を発見 そして、奥の一角には重しになりそうな分厚い本が飾ってあったのですが、なんと、ビルケンシュトックの250年に及ぶ歴史をまとめた資料価値の高い書物。 思えば、ハイエンドライン「ビルケンシュトック 1774」の1774って、資料的に遡れる始まりの年を意味していたのですよね。確かに、250周年ですねと思うと、あまりにすごすぎる!と感嘆。日本では、江戸幕府の第10代将軍徳川家治の時代……。 2足目にお迎えした室内履きのツェルマット 税込み10,450円 と、前置きが長くなりましたが、そんなこんなで、ビルケンシュトックの歴史に感銘を受け、2足目をお迎えすることにしました。 ルームシューズのツェルマットです! 1足目はラグジュアリーの場にも遜色のない、アリゾナ ビッグバックル。これは本当に1年に11か月は使える名品ですが、ルームシューズは1年に12か月愛用できる。 室内履きではありますが、我が家のベランダはやや広めでして、私はベランダシューズとして使っています。もちろん、象徴的なフットベッドを搭載しており、フィット感が素晴らしい。 こちらなんと、取り外しができる仕様! ウールフェルトのアッパーの内側には温かみのある刺しゅうのロゴ。ラテックスのソールなのでほかのルームシューズに比べて滑りにくく、歩きやすいです。 ショップのオープニングで、ビルケンシュトック社の方とお話をする機会があったのですが、「似たようなサンダルを目にしますが、真似されるのは本物の証かなと思っているんです」とおっしゃっていたのが大変印象的でした。その道を極めた王者の風格。たとえデザインが似ていても、内部の構造やそれがもたらす履き心地、そして身体への好影響はビルケンシュトックの努力の賜物。250年の歩みがあるからこそ、今を生きる私たちの生活の質を支えてくれているのだと改めて感動しています。 ファッションニュース 【ビルケンシュトック】のハイエンドライン1774より新作2型が登場 - ファッションニュース | SPUR スモールグッドシングス ブーツもズバッと脱げる! 高機能な【VIBSOX】の靴下 - スモールグッドシングス - ファッション | SPUR エディターKINUGASA 顔面識別が得意のモデルウォッチャー。デビューから好きなのはサーシャ・ピヴォヴァロヴァ。ファッションと映画を主に担当。 記事一覧を見る