憧れの名品をついに……! ボーン カフ ミディアム ¥308.000 ずっと漠然とした憧れを抱き続けてきたけれど、「自分にはまだ早い」と思って手が出なかったアイテムがあります。それこそ、ティファニーの「ボーンカフ」。 幾何学的ながらやわらかさを感じさせるフォルム、パッと目を引く圧倒的なオーラ……初めて目にしたのはだいぶ幼い時だったと思いますが、ジュエリーの持つ不思議な力の虜になり、忘れられない残像となって心に刻み込まれています。しなやかさと大胆さを兼ね備えたその存在感は、まさに私にとって憧れの女性像そのもの。いつかは颯爽と着けこなしたいと思いつつも、自分にはふさわしくないんじゃないかと、なかなか購入する決意には至りませんでした。 惚れ惚れする佇まい まるで初恋の人を思い出すかのように、ことあるごとに「今ならアタックできるかしら」と思い続けていたのですが、2025年の幕開けとともに、ついにお迎えすることを決意!思い返せば2024年は、個人的には“トライ&エラー”の年でした。仕事もプライベートも壁にぶち当たることが多く、心の中で孤軍奮闘する日々の繰り返し。そんな時、「ふと手元を見た時に自分を奮い立たせてくれるようなお守りがあれば……」。すがるような気持ちでいた時に、ふと頭をよぎったのがボーンカフでした。なんでもかんでも「まずは形から入る」タイプの人間なので、「思い切って着けてみてしまえば、何かが変わるかも!」と浅はかに期待。一度芽生えてしまえば、その気持ちはもうとどまるところを知りません。ということで、新年ついにお迎えいたしました。 前置きが長くなってしまいましたが、「ボーンカフ」といえば、エルサ・ペレッティが手がけた代表作。“骨”という名前の通り、手首にフィットする造形や、その曲線美で知られています。いざ着けてみると、「こんなに軽いの!?」と驚愕。堅牢な見た目ながら、落とすと割れてしまうくらい実は繊細なんです。そして、わりと無骨な私の手首にも奇跡のシンデレラフィット! そっと包み込んで守ってくれるような、まるで身体の一部として馴染むような付け心地なのです。そのなんとも言えない“安心感”に、初めて身につけたにも関わらず、もう何十年も一緒にいたような懐かしさすら覚えました。 実は、ボーンカフが誕生したのは50年も前のこと。そうとは到底思えないほど、今見ても新鮮な魅力に驚きます。都会的ながら自然の一部のような、唯一無二の趣。シンプルなデザインなので、大ぶりだけれど出しゃばらずに、ひそかに主張する。そして、一つでもインパクト抜群ながら、手持ちの他のジュエリーとも調和する。相反する二つの境界を超えていく、その軽やかさに惚れ惚れします。 「少し早すぎたかな」とも思う清水買いでしたが、いつかは似合う大人になるために。ともに年を重ねていきたいと思います! スモールグッドシングス 【TIFFANY &Co.(ティファニー)】ボーン リングを駆け込み買いの記 - スモールグッドシングス - ファッション | SPUR 【SKB】深夜のこっそり話 【ティファニー】ボーン カフに着想を得た「スプリット リング」を遂に! 自分へのご褒美に決定 #深夜のこっそり話 #2084 - 【SKB】深夜のこっそり話 - ビューティ | SPUR エディターMICHISHITA シンプルだけれど一癖ある服を求めて三千里。日々、モードを追いかけています。淡水パールと洋梨が好き。 記事一覧を見る