【ウェッジウッド】のワイルドストロベリー柄と紡ぐ、幸せなティータイム

10代の頃から通っていたお気に入りの喫茶店が、閉店してしまったのは数年前のこと。そこはマスターが長い年月をかけてコレクションしたという様々なティーカップが置かれていて、訪れるたびに違うカップと出合うのが楽しみでした。少しずつ記憶の薄れていたその場所のことを、最近、鮮明に思い出したんです。それはウェッジウッドのワイルドストロベリー柄を目にしたから。思い出の場所でずっと“素敵だな”と見つめていたその茶器によって、大好きだった時間の記憶が蘇りました。

ウェッジウッド ワイルドストロベリー柄 ティータイムセット
先日立ち寄ったお店で出合ったウェッジウッドのワイルドストロベリー柄のティータイムセット。ティーカップとソーサーがセットになっていて、価格は16,500円です。

世界中で愛されてきた、ウェッジウッドを代表する柄

言わずと知れたイギリスの陶磁器ブランドであるウェッジウッド、その歴史あるブランドを代表する柄のひとつがワイルドストロベリーです。こちらの柄、実は今年で誕生60周年と知っていますか? 長年愛されてきたアイコニックなパターンが今、様々な場所でフォーカスされていて、私も新しく発売されたティータイムセットを手に取りました。改めて間近で見たその柄は、一目見た瞬間から胸が高鳴る愛らしさ! だけど甘すぎず、気品漂う佇まいは、緻密な計算によって成り立つもの。身近で親しみやすいのに、どこにもない。唯一無二の魅力があるなぁ……としみじみ見惚れてしまいました。

ウェッジウッド ワイルドストロベリー柄
創業者ジョサイア・ウェッジウッドの時代のパターンブックにその原型があったという、歴史ある柄。花やイチゴの甘い柄とシックなグリーンとのバランスが絶妙です。

“ティータイムセット”は、おやつのスペースもある優秀品

私が手に入れたティータイムセットは、ソーサーのスペースが通常のものより大きくなっていて茶菓子を置けるという優れもの。最近はこのセットでお茶をするのが、週末の楽しみになっています。憧れのウェッジウッドには“適当な時間”は似合わない。だからきちんと蒸らして丁寧に紅茶を入れて、お気に入りのお店で買ってきたスイーツを添えるように。慌ただしい毎日ですが、このセットを取り出す時だけはゆっくりとお茶を楽しみ、大好きだったあの喫茶店の思い出に浸る……それが、今の私にとって大切な癒しの時間です。

ウェッジウッド ティータイムセット 使用例
ソーサーは大ぶりのクッキーや小さめのケーキなどがちょうどよく収まるサイズ。カップは飲み口が広く、茶葉の香りもしっかり楽しむことができる設計です。

普段使いはもちろんですが、明るく、品良く、愛らしい柄は来客時のおもてなしにも頼もしい名品。先日友人へのお茶をこちらで提供したところ、大きめのソーサーも珍しいので「こんなのあるんだ!」と会話が弾みました。最近は、あの喫茶店に一緒に通った友人にギフトとして送るのもいいな、と思案中。幸せな時間のお裾分けをしたいと思っています。

ウェッジウッド
https://www.wedgwood.jp/

エディターHAプロフィール画像
エディターHA

ワードローブの中心はデニムとメンズのシャツ。『スターウォーズ』シリーズに出てくるイウォークに似た犬と暮らしています。

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