“手帳は紙派”におすすめしたい【HIGHTIDE(ハイタイド)】の大充実ダイアリー

2025年の相棒をゲット

HIGHTIDE 手帳 ダイアリー 
ミニットマネージャー・EX ¥2,420(直営店限定)/HIGHTIDE

高校生の時から手帳は紙派。何度かデジタルに移行しようとしたのですが、変えるとなぜかスケジュールを付ける習慣が無くなってしまうんです。バッグの容量を地味に侵食するし、もちろん手間もかかるけれど、私に合っているのはアナログなやり方なのだろうと長年紙の手帳とともに過ごしてきました。というわけで、毎年4月を目前にすると夜な夜なウォッチングする日々が始まるのですが、そこで出合ったのがHIGHTIDEのミニットマネージャーです。

これ欲しかった! が詰まった逸品

HIGHTIDE 手帳 ダイアリー 
カバーはビニール素材で耐久性もバッチリ。芯材は硬質で水濡れにも強く、ハードワークにも対応可なタフさも魅力

日本製のノートはその品質の良さから海外からも人気が高いと聞いて以来、手帳は国産品を選ぶように。ここ数年は周りにも愛用者の多いロルバーンを使っていました。しかし、そろそろ気分を変えても良いのかもと思い新たなメーカーを探していたところ、福岡発のローカルブランドながら世界進出も果たしたHIGHTIDE STOREの店舗を宮下パークの一角に発見。しかもダイアリーの取り揃えが豊富だということで、これはチェックしなければと足を運んできました。

店頭に所狭しとならぶ手帳の数々に悩みまくった結果、今回は仕事用にもたっぷり書き込める大きめのA5サイズをチョイス。一般的なマンスリーカレンダーのほか、To Doリストを書き込める日ごとのプランシート、一言メモ欄がある年間スケジュールなど盛りだくさんの内容となっています。出先で急いでいる時にささっとメモを取る機会も多いので、ノートページが多いのも個人的にありがたいポイント。大充実ながら見た目はスタイリッシュにまとまっており、使いやすさも申し分なしです。

HIGHTIDE 手帳 ダイアリー 
一日ごとに十分なスペースが用意されているので、タスクが多い日でも安心

用紙にもこだわりが

HIGHTIDE 手帳 ダイアリー 
パスピエとは、17世紀にパリで大流行した軽快なステップの舞曲名。その名の通り羽のように軽やかな紙質で、ページをめくる感覚がやみつきになりそうです

そして紙の手帳ならではのめくり心地も最高なんです! シルクのようにサラサラとした質感はずっと触っていたくなるなめらかさ。裏から文字が透けにくいパスピエクリーム紙を使用しており、たくさん書き込んでも汚く見えないところにも注目。細かな部分にまで配慮が行き届いている、さすが文房具メーカーな仕上がりになっています。

アナログだからこそ思い出のアイテムに

HIGHTIDE 手帳 ダイアリー 
左は昨年使用していたもの。ところどころにシミがついていたり、ヨレていたりと使用感満載ですがその分愛おしさもひとしお。今回購入したものにはペンを入れるスペースが無かったため、別売りのペンホルダー(¥418)をつけてみました

今回ご紹介したHIGHTIDEは、1994年に福岡でスタートした文房具・雑貨メーカー。満ち潮という意味を持つ名前の通り、コンセプトは「大人も満足させる、夢中にさせるモノづくり」。使いやすいけれど、ほどよくアクセントのきいたアイテムの数々には、持ち主を飽きさせない工夫が施されています。現在は日本に5店舗、ロサンゼルスとニューヨークにも直営店を展開しており、福岡には活版印刷場「文林堂」とのコラボ店舗も。古い活字版や印刷機が並ぶ店内で、表紙や中紙を自由に選んで自分だけのノートを作れる「オーダーノート」を楽しめます。

これまでに使用してきた過去の手帳を見返すと、その当時の感情が筆跡を伝って蘇り、懐かしい気持ちになることもしばしば。もちろん、デジタルでも思い出を振り返ることはできますが、手書き文字ならではのノスタルジーは何にも代え難いもの。いつかこの一冊を見返した時に充実した一年だったと達成感を持てるよう、目一杯書き込むつもりで使っていきたいと思います......! 

エディターIWASEプロフィール画像
エディターIWASE

首元にひと癖ある服に惹かれがちなモード1年生。 韓国カルチャーからぬいぐるみ、グルメまでミーハー心の赴くままにウォッチングする日々を送っています。

記事一覧を見る

FEATURE