私のご自愛飯は【神田志乃多寿司】の太巻詰合せ

GWがあっという間に終わってしまいました。しっかり休んだのに、いやしっかり休んだからこそ、大型連休明けは体が重いったらありません。朝から働くことに全ての体力を注いているので、ご飯を準備する気力は無い、ということで私が頼ったのは1902年創業の名店、神田志乃多寿司。ここのお寿司が、どんよりした体と心にじんわりしみ渡るんですよ。

洋菓子のようなパッケージにきゅん

神田志乃多寿司の太巻詰合せ
神田志乃多寿司の太巻詰合せ

まず癒されるのは包み紙。洋菓子店のマッターホーンのパッケージも手がける画家の鈴木信太郎さんが描いたイラストにほっこり。さらに内蓋は「週刊新潮」の表紙を担当していた画家の谷内六郎さんによる女の子が飾っているんです。豪華すぎる包装のアートワークがまず眼福。捨てるのがもったいない可愛さに、ときめきが止まりません。

 

100年以上受け継がれる味

神田志乃多寿司の太巻詰合せ
太巻詰合せ ¥1,242

この日は太巻詰合せを購入。いなり寿司、太巻き、かんぴょう巻きがセットになっています。箸袋の裏の注意書きによると、2時間から10時間が最高の味とのこと。なので近くに行った際に購入して、夜ご飯にすると丁度いいのもお気に入りのポイントです。

神田志乃多寿司の太巻詰合せ

丸々としたいなり寿司に至っては、見た目からして愛くるしい。一口頬張ると、甘めのタレがじゅわりとしみ出します。口の中でほろりとほどける酢飯とのバランス感たるや。シンプルなのに過不足がなく、食べ飽きません。さりげなく混ぜ込まれた刻みレンコンの食感もいいアクセントです。かんぴょう巻きも、肉厚で食べ応え満点。細巻きは隅に添えられ、握り寿司の二番手に甘んじている印象があったのですが、神田志乃多寿司のものは主役をはれる存在感となっています。

一箱食べきる頃には、お腹も心も満腹に。他にはなかなかない可愛さと美味しさを兼ね備えるお寿司に満たされて、明日からの活力を養えました。

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エディターUENO

好きな服はワイドパンツとタイトスカート。インドア派なのに趣味は海外旅行。タイ料理とお寿司に目がありません。なぜか両極端なものに惹かれる毎日です。

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