万博駆け込み勢に告ぐ。名物は豚まんだけにあらず。【551のアイスキャンデー】を大阪みやげに!

実家が大阪にあるので新大阪駅や伊丹空港を頻繁に利用するんですが、相変わらず「551蓬莱の豚まん」の人気はすごいですね。新大阪の駅なんて、コンコースを横断するくらいの長蛇の列。特に今年は万博の影響もあって、いつも以上に行列が長い。なので自分はさっさとあきらめて、代わりに「カール」のうす味とチーズ味を買って帰ることが多いです。ちなみに豚まんを食べるときは「ウスターソースに浸してカラシをつける派」。肉と玉ねぎの甘みが引き立って最高に美味しい。よく驚かれますが、大阪人にとってはデフォルトの食べ方です。

60年以上愛されているロングセラー

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ずっと変わらない、ブルーのストライプにシロクマのパッケージ。名前は「イっちゃん」と言います。由来は不明。

しかし! 実は551は豚まんだけじゃありません。もうひとつ、大阪人にとって定番の商品があるんです。それが今回紹介する「551のアイスキャンデー」です。

ウェブサイトを見ると、551のアイスキャンデーが誕生したのは昭和29年。どうしても夏場は豚まんの売り上げが落ちるので、それをカバーする目的で生まれたようですが、なんせ蒸し暑いでおなじみの夏の大阪では欠かせない人気商品となりました。僕は子供の頃からこれが大好きで、しょっちゅう親やおばあちゃんにねだって、おやつや風呂上がりに食べていた。だから僕にとって551と言えば豚まんよりむしろ、アイスキャンデーなんですよね。そういう大阪人、意外と多いんじゃないでしょうか。ちなみに夏は、アイスキャンデーのCMもやっています。

バリバリ昭和な味わい

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昔はチーズ味なんてのもありました。あとは毎年、期間限定フレーバーも出ます。今年は「近大みかん」。

フレーバーは全部で6種類。ミルク、チョコ、抹茶、アズキ、フルーツ、パインというなかなかレトロで、渋めのラインナップ。昭和の雰囲気がビンビンしておりますね。そして見た目に違わず、味わいもすごく素朴というか、ノスタルジック。誕生時から製法は変わっていないそうです。サイズは「ガリガリ君」とかに比べると小ぶりなので、サクッと食べられます。昔は普通に2個食いとかしていました。

東京まで持ち帰りOK

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一番好きなのはフルーツ。ミルク味のアイスキャンデーにいちごやパインなどの冷凍フルーツが入ってます。

そんな大阪の夏の風物詩といえる551のアイスキャンデーですが、店舗によっては年間を通して販売しています。ただし、現時点で新大阪駅の店舗では扱っていないのでご注意を。先日、甲子園観戦に行った際は、梅田の阪神百貨店のお店で購入。保冷バッグに8時間もつドライアイスを入れてもらって東京まで持ち帰りました。オンライン購入も可能です。

この調子でいくと9月もずっと暑いだろうし、まだまだ「氷菓」の出番は終わりそうにありません。それに、閉幕まで1ヶ月近くとなった万博に駆け込みで行く人も多いはず。いつもと違う大阪の思い出に、レトロなアイスキャンデーをぜひお試しください!

今回紹介した商品はこちら!
551HORAI  アイスキャンデー

商品名

551HORAI アイスキャンデー

価格

¥160 (1本)

551HORAIの夏の名物といえばアイスキャンデー。6本以上購入すると箱に入れてもらえる。