【ジェイエムウエストン】の新店で「WESTON VINTAGE」を探せ!

日本橋浜町といえば明治座。サウナが好きな人なら「ととけん」「HAMANOYU えど遊」などを思い浮かべるかもしれません。そんな浜町に「J.M. WESTON(ジェイエムウエストン)」の新しいコンセプトのお店「J.M. WESTON ATELIER(ジェイエムウエストン アトリエ)」がオープンしたので、ウエストン愛用者として早速行ってみました。

J.M. WESTON ATELIERの外観画像

プレスリリースを見ると、ここはアーティスティック・イメージ&カルチャー・ディレクター であるオリヴィエ・サイヤールが手がける「アトリエ・ブティック」と記載されています。青山・骨董通りのブティックはパリの本店同様、とてもクラシックでラグジュアリーな空間ですが、こちらはもともと印刷工場だった場所をリノベーションしたそうで、どちらかというと「工房」に近い雰囲気です。

あの「WESTON VINTAGE」がこんなにある!

J.M. WESTON ATELIERの内観画像

「J.M WESTON ATELIER」の目玉はなんといっても「WESTON VINTAGE(ウェストン・ヴィンテージ)」が大充実していること。「ウエストン・ヴィンテージ」とは、履かれなくなった靴を下取りし、フランス・リモージュの工場で修復したうえで再販売するサステイナブルなプロジェクトで、2020年にスタートするや否や、通常よりかなりリーズナブルな価格で購入できることからあっという間に大人気に。熟練の職人さんが魂を込めてリペアしているので、仕上がりのクオリティたるや圧巻の一言。僕も数年前にパリのブティックで「ウエストン・ヴィンテージ」のチェルシーブーツを購入しました。すべて一点ものなので、マイサイズの一足に出会うと運命的なものを感じてしまうんですよね。そもそもは「シグネチャーローファー #180」のブラウンを探していたんですが、即決で買ってしまいました。

ウエストン・ヴィンテージの棚の画像

こんなに「ウェストン・ヴィンテージ」が並んでいる場所は世界中どこにもありません!

「ウエストン・ヴィンテージ」のチェルシーブーツの画像

パリで購入した「ウエストン・ヴィンテージ」のチェルシーブーツ。80000円くらいだった気がします。

「ウエストン・ヴィンテージ」のチェルシーブーツの画像

新品同様の仕上がり!

「ウエストン・ヴィンテージ」のチェルシーブーツの画像

前のオーナーが個人オーダーした一足らしく、内張りはまさかのショッキングピンク! この毒々しいくらいのミスマッチにやられて即決しました。これぞ唯一無二。

見どころ満載の「アトリエ・ブティック」

シグネチャーローファー #180の靴型ビスケット画像

「シグネチャーローファー #180」の靴型ビスケット。甘さ控えめで、辛党の自分もおいしかったです。

「ウエストン・ヴィンテージ」の試着を本格的に始めると時間がいくらあっても足りなくなってしまうのですが、他にも見どころはたくさんあります。奥はエキシビションスペースになっていて、柿落としとして元モデルのアーティスト、クラウディア・ウイドブロ(Claudia Huidobro)の展覧会「EXHIBITION “Some Catwalk Memories”」が開催中。棚には新作モデルとともにオリヴィエ・サイヤールが選んだ雑誌や書籍のコレクションが並び、パティシエの鶴見昴氏がプロデュースした「シグネチャーローファー #180」の靴型ビスケットやコーヒーを楽しむこともできます。

クラウディア・ウイドブロの展示の画像

クラウディア・ウイドブロの展示。

『カイエ・デュ・シネマ』の画像

昔の『カイエ・デュ・シネマ』は自由に閲覧可能。

限定30足の「シグネチャーローファー #180」の画像

特別なベビーカーフを使用した「シグネチャーローファー #180」はここでしか買えない、限定30足のエクスクルーシブモデル。

要するにここは、J.M. WESTONというブランド、そしてオリヴィエ・サイヤールの世界観を体験できるコミュニティスペースなんですね。欲しいモデルが特に決まっていなくても、ブランドのことをあまり知らなかったとしても、ふらっと訪れて「(J.M.)ウェスタナイズ」するための空間。もちろん、運良く自分のサイズの「ウェストン・ヴィンテージ」に出会えたら、そのときは勢いで買っちゃえばいいんです笑。次の週末は、ぜひ日本橋浜町へ。サウナと合わせて楽しむのが断然おすすめです!

愛用のウエストンの靴の画像

「一生もの」って言葉は好きじゃないけれど、多分一生はく愛用のウエストン。右は「シグネチャーローファー #180」、左は日本で特に人気の高いアクティブな「ヨットダービー」。ラバーソールで履き心地抜群です。

シューツリーと猫の画像

おまけ。ゴソゴソ撮影していると猫が邪魔しにやってきました。

Information

J.M. WESTON ATELIER(ジェイエムウエストン アトリエ)

東京都中央区日本橋浜町3-10-4

TEL  03-4243-1070

営業時間 11:00〜19:00

定休日 月曜〜水曜

エディターIKEDAプロフィール画像
エディターIKEDA

「12年ぶり2回目」の甲子園…じゃなくてSPUR。休日はできるだけ東京から離れたい。全力でくだらないことを楽しめる、電気グルーヴみたいなおじさんが理想です。

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