斜面のテントでも、初めて訪れる人の家でも即入眠&熟睡できる神経の太さで、12年ほど同じ低反発枕を使用していました。しかし、明らかに適切な使用期間をすぎており、ほぼ無反発状態になってきたので、昨年「ブレインスリープ」の枕に買い替え。カバーだけじゃなく本体も丸洗いできるというのが魅力的だったのと、頭を冷やすということで睡眠の質が高まり、睡眠時間が短くても覚醒度が高くなるというデータに惹かれ、高いけど12年使うと思えば……!と思い切って購入しました(※ブランド推奨の使用期間は2−3年です)。結果、おやすみ3秒の私でもわかるほど、かなり調子が良く、特に寝起きに首が凝っていないことが日常に! この感動を共有したくて、夫にも「ぜひ寝てみてほしい」と薦めたのですが、高めの枕が好きな夫はそこまでハマらず。色々と調べて「ヒツジのいらない枕」を取り入れてみたところ、夫にはこれが大当たりで、だいぶ睡眠の質が上がったようです。というわけで、今我が家には睡眠を科学する系の高品質枕が二つあるので、勝手に推しポイントを紹介したいと思います!
それぞれの枕の中身はこんな感じです
ブレインスリープピローは¥33,000、ヒツジのいらない枕は¥15,800
両方とも最初からカバーはついていますが、カバーを外して裸にするとこんな感じ。上の白い方がブレインスリープ、下の黒い方がヒツジのいらない枕です。ブレインスリープは横60cm、縦35cm、ヒツジのいらない枕は横54cm、縦35cm、ブレインスリープのは横長ですが、どちらも一般的な枕のサイズの範囲だと思います。
高さを比較すると・・・・・・
ブレインスリープピロー、使い込んでいて私の頭の形にフィットしているため、公式サイトと全然形が違って申し訳ないです・・・・・・。最初は公式サイトにあるような形でした!
高さはこのくらいの違いがあります。どちらも、枕の上部と下部で高さの異なる仕様なので、自分の首のカーブに合う好きな方を選べます。我が家のブレインスリーブは「LOW」モデルで、公式では低い方が6cm、高い方が8cmです。ヒツジのいらない枕は「至極」というスタンダードモデルで、低い方が8cm、高い方が10cm。ブレインスリープは半年以上使っていて何度か洗っているので、公式の高さより少し低くなっていました。
ブレインスリープピローの特徴
枕の中身としては初めて見た形状でした!
ブレインスリープの枕は例えるなら太いテグスや春雨を圧着させたような、ほどよいハリのある感触です。素材はポリエチレンで、寝返りを打ちやすいよう場所によって密度を変え、硬さを調整しています。真ん中が一番柔らかいのですが、どの位置でも頭が沈みすぎず、どちらかといえば首のカーブに合わせて支えてもらっているような硬さ。速く深く眠るために、脳を冷やすことを目的とした枕なので、見た通り通気性は抜群、毛量の多い私でも頭に熱がこもりません。元々寝付きが良いので説得力がないかもしれませんが、個人的には今までの人生の中でも一番眠りやすい枕です。
ヒツジのいらない枕の特徴
持ち運ぶには結構重たいのですが、だからこそずれにくいというメリットも。
一方、ヒツジのいらない枕の方は水枕のようにたっぷりしていて弾力があり、とても柔らかいのが特徴。ぷよーんと伸びのある素材はTPEという新素材で、シリコンゴムのような触り心地です。頭の重さを分散するために三角格子構造になっていて、寝返りもしやすい設計。横になると高さはキープしつつも自然に頭が沈む感じがあって、夫はとてもリラックスできて入眠までのスピードが上がったそうです!
とにかく通気性のいい枕って気持ちいい!
一度通気性の高い枕で寝たら、羽毛系には戻れないかもしれません・・・・・・!
人それぞれ骨格も寝る姿勢も違うし、好みもあるので試してみないとわからないところもあるかもしれませんが、湿度の辛い時期の前に、通気性の高い枕への買い替えはかなりQOLが上がります。どちらもお試しできる店舗もあるようなので、ぜひオフィシャルサイトもチェックしてみてください〜!