好きなメイクアップアーティストの一人が、イサマヤ・フレンチです。彼女が手がけたBYREDOのメイクアップコレクションは本当に素晴らしく、発売日は仕事終わりにダッシュで伊勢丹新宿店に駆けつけたくらいの大ファンです。BYREDOとの協業が終了した今でも大切に使っています。そんなイサマヤ本人の名前を冠したビューティブランド「イサマヤ ビューティ」がデビューしたのが昨年夏！ SPUR3月号「春のビューティトレンド」企画 にも掲載しています。残念ながら日本未上陸のアイテムではあるのですが、GWの休暇でロンドン旅行に行ってきた友人が、お土産として買ってきてくれたのです。
手に取った瞬間思わず叫んでしまったのが、こちら。アイシャドウ パレット「INDUSTRIAL COLOUR PIGMENTS 」です！ イサマヤといえば、やはり独特の色彩感覚。 一番最初に手に取るなら、そのセンスが存分に反映されているアイシャドウパレットと決めていました。ブランドローンチ時にも話題になった、ベストセラーアイテムです。正直、蓋を開けた瞬間、日常づかいにはなかなか難易度が高そうな色が並んでおり、一瞬怖気づきましたが……（笑）
上下段合わせて、全14色楽しめるパレット。スモーキーなアイメイクにチャレンジできそうなダークトーン、粒の大きさが異なるグリッターがぎっしり詰まった色、偏光色まで幅広く揃っています。全体的にエッジが効いた仕上がりなので、使いこなせる自信が全く湧いて来なかったものの、上段右端のブラウンや下段右から2番目のパール感のあるベージュイエローなどは挑戦しやすい。一方で手に取りにくい上段中央のグリーンは、まぶたにふんわりと乗せるとカーキのように発色し、簡単にスモーキーな目もとに導いてくれるので衝撃です。見た目より、ずっと使いやすい色ばかりなのが素晴らしい！ もちろん重ねてのせたり（重ねても変に濁らず、元の色それぞれが静かに主張する感じ）、粒が大きいグリッターシャドウをのせるとより華やかなメイクアップにすることも可能です。音楽フェスの際に使えたら素敵そうだな……と思っています！
また、忘れてはならないのがこのアイシャドウパレットのケースの美しさ！ ラテックス素材で包んだかのような表面の中に、女体のオブジェが閉じ込められているケース……。コスメティックスだと知らない人が見たら、アートピースだと勘違いしてしまうのではないかと考えてしまったルックス。「『スター・ウォーズ エピソード5（帝国の逆襲）』で、カーボン凍結されてしまったハン・ソロ！？」とこっそり思っていました。アイシャドウパレットが使い終わったら、小物入れやインテリアとして使用しても。
残念ながら日本未上陸ですが、イギリスの百貨店「セルフリッジズ」の公式通販サイトでは日本にも発送しているのでぜひチェックを！
ファッションとビューティ担当。K-POPを始めとする韓国カルチャーにお熱。茶碗蒸しと無花果の香りが好き。
実家で暮らす柴犬が親友です。
